
緑茶の日
4月21日は「ローマの創建記念日」。今回は「ローマの創建記念日」の意味や由来を解説します。
また、「ローマの創建記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に世界やイタリアの歴史にまつわる商品・サービスを取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
4月21日は「ローマの創建記念日」です。紀元前753年のこの日、ロームルスが古代ローマを建国し、初代ローマ王になったと伝えられています。
ローマの誕生日であることから、現地では「Natali di Roma(ローマのクリスマス)」とも呼ばれています。
日本ではあまり馴染みのない記念日ですが、イタリアのコロッセオ周辺では、毎年大規模なイベントを開催。イタリアの歴史やローマに関する商品・サービスがあれば、広報PR活動にも活かせるでしょう。
「ローマの創建記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ローマの創建記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ローマの創建記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ローマの創建記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ローマの創建記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ローマの創建記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ローマの創建記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ローマの創建記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
株式会社世界文化ホールディングスは、基礎から身につく「大人の教養」シリーズの書籍『教養としてのローマ史入門』を2023年2月16日に発売したことをプレスリリースで発表。都市の盛衰を人口の推移で示し、ローマに生きた14人とその時代を描いた入門書です。
プレスリリースのアイキャッチに、書籍の表紙とともに本の特徴や内容をわかりやすくまとめて掲載しているのがGOOD。本文には実際のページを一部画像で掲載し、書籍のイメージを効果的に伝えています。
「ローマの創建記念日」にちなんだ事例ではありませんが、「ローマ」に関する書籍や商品を発売する際に参考になるプレスリリースの構成です。
参考:人口の推移と人物伝でたどる「世界の首都=ローマ」3000年の栄枯盛衰『教養としてのローマ史入門』
日本国内では意識する機会が少ない「ローマの創建記念日」ですが、イタリアやローマといった部分に注目すると、多方面から広報PRの企画を考案できます。書籍やローマ関連のアイテムなどの新情報を、プレスリリースとして掲載するのも一案です。
また、歴史に関する事業を行っている方は、4月21日に合わせて「ローマの創建記念日」にまつわる調査リリースを発信してもよいでしょう。
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