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抗疲労の日(5月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日抗疲労の日(5月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月16日は「抗疲労の日」。今回は「抗疲労の日」の意味や由来を解説します。

また、「抗疲労の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特にリカバリーウェアに関連する商品・サービスを展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「抗疲労の日」の意味・由来とは?

5月16日は「抗疲労の日」です。2009年5月16日に日本初の疲労回復専用ウェア(リカバリーウェア)を開発した、神奈川県厚木市に本拠を構える株式会社ベネクスが制定しました。

制定日は、開発日である5月16日が「抗(5)疲労(16)」と読める語呂合わせに由来しています。リカバリーウェアは、人間が本来持っている自己回復能力を引き出すことを目的に開発された製品であり、この記念日には、「健康」や「休養」の大切さを見つめなおすという想いが込められています。

「健康に関するセミナー」や「リカバリーウェアに関連する商品の発表」など、プレスリリースの配信を含む広報PR施策に活用しやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「抗疲労の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「抗疲労の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「抗疲労の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「抗疲労の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「抗疲労の日」を元に発信をする流れ

「抗疲労の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「抗疲労の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「抗疲労の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「抗疲労の日」を広報PRに活かした事例

「抗疲労の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「抗疲労の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「抗疲労の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「抗疲労の日」に合わせて「リカバリー(休養)」に関する調査を実施

休養時専用ウェアを手がける株式会社ベネクスは、一般社団法人日本リカバリー協会の技術協力のもと、全国10万人を対象とした「リカバリー(休養)」に関する調査『ココロの体力測定 2024』を共同で実施。5月16日の「抗疲労の日」に合わせて、抗疲労ソリューションの実態を明らかにする内容となっています。

プレスリリースでは、「ベネクスリカバリーレポート」として、調査の目的や概要、記念日の由来を冒頭で紹介。各項目の詳細はカラーグラフ付きで展開されており、視認性にも配慮されています。記念日を切り口に、「休養」の大切さを社会に訴求した好事例です。

参考:5月16日は抗疲労の日。4時間以上元気を維持できている人の約5割が幸福を実感 日常の行動を、「休養」として前向きに意識することがポイント

事例2.全国10万人調査から「日本の疲労状況2025」を発表

一般社団法人日本リカバリー協会は、一般社団法人日本疲労学会、株式会社ベネクスと連携し、健康・生活状況に関する大規模インターネット調査「ココロの体力測定」を実施。調査結果をプレスリリースで発表しました。

今回の発表では、回答者を「元気な人」「疲れている人(低頻度)」「疲れている人(高頻度)」の3つに分類し、「日本の疲労状況 2025」としてまとめた点が特徴です。

記念日に直接言及しているわけではありませんが、内容は事例1と同じ調査結果に基づいています。同一の調査でも、共同実施企業ごとに異なる切り口で上布お発信を行うことで、認知促進につながる好例です。

参考:全国10万人調査から「日本の疲労状況2025」を発表 和歌山県が「元気な人」割合で全国1位に、一方で「疲れている人」は7172万人に達し、過去最高を記録

事例3.リカバリーウェア新ブランドが誕生

株式会社MTGは、血行促進を通じて日常の元気をサポートする24時間着用可能なリカバリーウェア「ReD(レッド)」を、2025年7月にローンチしました。それにあわせて、同製品を一般医療機器区分「家庭用遠赤外線血行促進用衣」として届けだし、インナーウェア等の発売をプレスリリースで発表しています。

プレスリリースでは、「ReD」の説明をはじめ、採用している独自素材「血行促進繊維 VITALTECH®(バイタルテック)」などの専門的な情報を丁寧に解説。さらに、イメージ画像を活用し、視覚的にも製品の特長を伝える構成となっています。記念日に関する情報発信ではありませんが、リカバリーウェアの新しい価値を的確に紹介した参考事例です。

参考:24時間リカバリーウェア新ブランド「ReD(レッド)」誕生

「抗疲労の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月16日の「抗疲労の日」は、健康に関する情報に注目が集まりやすい日です。特に、リカバリーウェアを扱う企業は、「抗疲労の日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「抗疲労の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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