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ワキ汗治療の日(7月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ワキ汗治療の日(7月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月25日は「ワキ汗治療の日」。今回は「ワキ汗治療の日」の意味や由来を解説します。

また、「ワキ汗治療の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に医療業界の方やデオドラント製品やサプリメントなどを扱っている企業は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「ワキ汗治療の日」の意味・由来とは?

7月25日は「ワキ汗治療の日」です。レーザー機器やワキ汗治療器「miraDry(ミラドライ)」などを製造販売する、株式会社ジェイメックによって制定されました。

原発性腋窩多汗症(ワキ汗)が治療できるものであること、薬による治療だけでなく機器を用いた治療があることを知ってもらうのが目的です。

7月25日という日付には、ワキ汗の悩みが増える「夏(7)」に「にこにこ(25)」笑顔になってもらえるようにという思いがこめられています。

生活の質(QOL)にも影響を及ぼすこともあるワキ汗の悩み。同社では「ワキ汗治療の日」に啓発のための広告やグッズ、Webサイトを展開するなど、記念日にちなんだ広報PR活動を実施しています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ワキ汗治療の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ワキ汗治療の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ワキ汗治療の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ワキ汗治療の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ワキ汗治療の日」を元に発信をする流れ

「ワキ汗治療の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ワキ汗治療の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ワキ汗治療の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ワキ汗治療の日」を広報PRに活かした事例

「ワキ汗治療の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ワキ汗治療の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「ワキ汗治療の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.親子で語る、ワキ汗・多汗症 疾患啓発セミナーを開催

科研製薬株式会社は、NPO法人多汗症サポートグループと共同でワキ汗・多汗症疾患啓発セミナー「親子で語ろう!『多汗』な悩み」を開催しました。多くの多汗症患者を診察した経験を持つ池袋西口ふくろう皮膚科クリニックの藤本智子院長が登壇し、最新治療について解説するほか、17歳の女子高生とその母親が、親子それぞれの立場から多汗症の悩みや治療時のエピソードなどを語る座談会が実施されました。

プレスリリースでは、子どものワキ汗の悩みと親子の認識のギャップを解説。開催されたセミナーの様子がわかる写真を交えながらレポートしています。また、科研製薬株式会社が運営するワキ汗の情報・サポートサイト「ワキ汗治療ナビ」の情報も掲載。「ワキ汗治療の日」に合わせた活動ではありませんが、ワキ汗で悩む子どもや親が相談しやすいようにする取り組みは、関連する発信の参考になる事例ではないでしょうか。

参考:ワキ汗・多汗症 疾患啓発セミナー 「親子で語ろう!“多汗”な悩み」を開催

事例2.25歳以上50歳未満の社会人を対象とした「職場で気になるニオイ」についてのアンケート結果を公表

ブランドコンサルティング、セールスプロモーションなどを行うロウエンデザイン株式会社は、25歳以上50歳未満の会社員または公務員の男女全国2,913人を対象に、「職場で気になるニオイ」についての調査を実施しました。

プレスリリースでは、冒頭に調査概要と箇条書きでわかりやすく調査結果のポイントを掲載。男性の半数以上、女性の7割弱が「職場でのニオイが気になる」と回答しました。調査結果をグラフを用いてわかりやすく紹介。プレスリリースの末尾には同社が企画・販売するニオイケアのできるピーリングスキンケアジェル「BELLE CLAVIS(ベルクラヴィス)」の情報も掲載。記念日に関する発信ではないものの、自社の取り組みをアンケート調査で認知拡大した広報PRとして参考になる事例です。

参考:【調査】職場で気になるニオイ 職場で気になるニオイ 3位「加齢臭」、2位「タバコ」、1位は? 自分のニオイ 男性は「誰からも指摘されたくない」、一方女性は「母親から」が最多!

事例3.近藤春菜さん出演のワキ汗疾患啓発活動「ワキ汗スッキリProject」Web動画を公開

皮膚科を専門とする製薬会社、マルホ株式会社は、原発性腋窩多汗症(脇の多汗症)の疾患啓発として、2023年5月11日(木)より近藤春菜さん出演のWeb動画『脇汗に邪魔させない!』篇を公開することをプレスリリースで発表しました。

Web動画は、脇汗についての理解促進や、治療へのアクセスを支援することを目的とした疾患啓発活動「脇汗スッキリProject」の一環として制作されたもの。アンバサダーを務める近藤春菜さんが、「保険適用の塗り薬などの治療法が増えていること」「いつもの皮膚科で相談できること」を伝え、「脇汗なんかに邪魔させない、スッキリした毎日」を目指すよう呼びかけています。

プレスリリースでは、YouTubeで配信されている実際のWeb動画や近藤さんのインタビューを掲載。「ワキ汗治療の日」にちなんだ事例ではありませんが、動画制作の裏側やワキ汗治療の啓発活動に対する思いが伝わる広報PRとなっています。

参考:脇汗治療の疾患啓発活動「脇汗スッキリProject」近藤春菜さん出演のWEB動画公開

「ワキ汗治療の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ワキ汗治療の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「ワキ汗治療の日」は、ワキ汗への注目度が高くなる時期でもあります。ワキ汗治療だけでなく、デオドラントやヘルスケアに関連する製品やサービスを提供している場合は、積極的に発信するとより効果がある日といえるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ワキ汗治療の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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