
国際家族デー
11月3日は「アロマの日」です。今回は、「アロマの日」の意味や由来について解説します。
また、「アロマの日」をきっかけとした広報PRの事例や、アロマ関連商品やアロマテラピーが注目されている調査リリースなどもご紹介。商品を開発している企業や、リラクゼーションサービス事業を展開している企業は、ぜひ参考にしてみてください。
11月3日は「アロマの日」です。公益社団法人日本アロマ環境協会により制定されました。
制定の目的は、ヨーロッパ発祥の文化であるアロマテラピー(Aromatherapy)を日本の文化として根付かせるため。日付は、日本の祝日である「文化の日」に合わせています。
「アロマの日」には、公益社団法人日本アロマ環境協会が毎年さまざまなイベントを実施。アロマテラピー商品が一堂に集まる「アロマフェア」や、公益社団法人日本アロマ環境協会の会員に向けた「アロマフェスタ」などがあります。
なお、「アロマの日」は日本独自の記念日です。記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「アロマの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「アロマの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「アロマの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「アロマの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「アロマの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「アロマの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「アロマの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「アロマの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「アロマの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
プロモーション企画などを手掛ける株式会社ソウアンは、11月3日の「アロマの日」にアロマデュフューザーとして使用できるハンドメイド・ドライフラワー商品を発売することをプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは企画の背景として、廃棄された花材などを利用することをめざしたという社会性の高い理由を記載し、メディアフックとしています。さまざまな角度の商品画像や活用シーンの画像を掲載することで、メディアにとって使いやすい素材を揃えています。
記念日にちなんだプレスリリースとして参考になる事例です。
参考:11月3日アロマの日に多様性の素晴らしさを伝えるドライフラワー・アロマデュフューザー“いちりんフレグランス”を発売いたします。
ホットヨガスタジオLAVAを展開する株式会社LAVA Internationalは、11月3日の「アロマの日」に合わせて、LAVA初のオリジナルアロマオイル『LAVA シャンティアロマ コレクション』を発売するとプレスリリースで発表。
プレスリリースでは、それぞれのアロマの紹介として、おすすめのLAVAのレッスンや使用シーンを掲載しています。ただのアロマオイルではなく、事業との親和性を打ち出している点がGOOD。さらに開発者2名のコメントもしっかり紹介し、情報に厚みを持たせています。
「アロマの日」にちなんだ広報PRとして、事業と記念日をうまく関連させた事例です。
参考:11月3日「アロマの日」 お気に入りのアロマとヨガで心とカラダの解放を ホットヨガスタジオLAVA初のオリジナルアロマオイル『LAVA シャンティアロマ コレクション』11/2(木)発売
香りによるブランディングなどを手掛けるアットアロマ株式会社は、「香りの空間演出」を行う施設に対する意識調査を実施し、プレスリリースでレポートしました。
プレスリリースではオフィスの香りに関する調査結果を紹介する流れから、自社の事業の紹介へとスムーズにつなげている点がGOOD。導入した企業のユーザーボイスも複数紹介し、説得力を高めています。
記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、アロマに関する調査レポートとして参考になる事例です。
参考:<意識調査> 香りによる空間演出がある施設は「好意的な印象 93.2%」「また行ってみたい 86.8%」
「アロマの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
コロナにより家で過ごすことが定着した現在では、アロマ関連の商品への関心が高まっています。「アロマの日」を活用した広報PRの取り組みを行えば、より多くの一般生活者に情報を届けられるでしょう。これからアロマ関連の新商品やアロマテラピーに関する情報の発信を考えている企業は、ぜひ「アロマの日」の活用を検討してみてください。
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