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バザー記念日(6月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日バザー記念日(6月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月12日は「バザー記念日」です。今回は、「バザー記念日」の意味や由来について解説します。

また、「バザー記念日」をきっかけとした、バザーに関する広報PRの事例もいくつかご紹介。社会課題の解決に積極的に取り組む企業や、慈善的な活動に関心のある企業はぜひチェックしてみてください。

「バザー記念日」の意味・由来とは?

6月12日は「バザー記念日」です。1884年6月12日に、日本初のバザーが開かれたことから、記念日として制定されました。

日本初のバザーは鹿鳴館で行われています。上流階級に属する女性たちが手工芸品を持ち寄り、全3日間にわたって開催。入場者は1万2000人にものぼったといわれています。支援金として集まった8000万円は、東京慈恵会医科大学附属病院に全額寄付。これにより、日本初となる看護学校が誕生しました。

また、「バザー記念日」は日本独自の記念日。過去には、全国を対象にしたオンラインハンドメイドマルシェが開催されるなど、バザーに関連する催しも行われています。

「バザー記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「バザー記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「バザー記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「バザー記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「バザー記念日」を元に発信をする流れ

「バザー記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「バザー記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「バザー記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「バザー記念日」を広報PRに活かした事例

「バザー記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「バザー記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。記念日ではありませんが、バザーに関連する広報PRを紹介しています。

事例1.建設資材を無料・安価で提供するバザーを開催

東京の城南3区エリアをメインに不動産投資支援事業を展開する株式会社フェイスネットワークは、「三軒茶屋 ふれあい広場」にて「オレンジバザー」と題したイベントを開催しました。同社の安全協力会が主催し、建設現場で余った木材や工具などを無料または安価で提供するバザーです。

売上金額は世田谷区への全額寄付が決定しており、ほかにもアートワークショップやライブペインティングといった催しも展開。「バザー記念日」の事例ではありませんが、イベント情報をプレスリリースで発信することで、企業への関心を高めるきっかけにもなっています。

参考:不動産投資支援事業を展開するフェイスネットワーク 三軒茶屋 ふれあい広場で「オレンジバザー」開催!~「まちからアート」受賞者によるワークショップや、八屋のドリンク提供も!~

事例2.体験を通してSDGsを知る期間限定イベント

ゲームアプリやWebサイト制作などを手掛ける株式会社カヤックは、同社が企画・開発したコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」のイベント情報を公開しました。「秋のSDGs感謝祭」と題し、クリーンイベントやバザーなどでSDGsを知る体験企画です。

9月25日が「SDGsの誕生日」とされていることにちなんだプロジェクトで、福岡県・神奈川県・新潟県など各地で多様なプログラムを展開しています。「バザー記念日」とは異なる事例ですが、各プログラムを写真付きで紹介したり、イベント情報・キャンペーン情報などを見出しに分けたりといった構成が参考になるプレスリリースです。

参考:【親子でSDGsにチャレンジ!】コミュニティ通貨「まちのコイン」でSDGsに貢献できるイベント開催|期間:2023年9月22日〜10月1日

事例3.洋服をリユースするサステナビリティ活動を実施

株式会社ハンズは、「洋服ポストinハンズ新宿店」の実施情報をプレスリリースで発表しました。洋服をリユースし、環境保全や社会貢献活動につなげることを目的としたサステナビリティ活動です。

こちらも「バザー記念日」とは少し異なる事例ですが、社会貢献活動や寄附といった関連キーワードの広報PR施策として参考になります。実際の写真を掲載しながら、過去のプロジェクトの様子を紹介したプレスリリース内容もGOODです。

参考:衣類リユース×活動支援 みんなの洋服がちょっといい未来をつくる! ハンズ新宿店にて「洋服ポスト」を実施します

バザー記念日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

バザーは資金調達のために金銭的な価値があるものを持ち寄り競売にかけ、その売上をすべて寄付する取り組みです。慈善市と呼ばれることもあります。オフラインでのバザー開催は

準備や体制作りが非常に大変ですが、コロナ禍にある現在ではオンラインで企画することも可能。事業PRの一環としてバザーを行うなど、「バザー記念日」をきっかけに広報PRの取り組みを検討してみてはいかがでしょうか。

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