愛妻の日（1月31日）｜意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月31日は「愛妻の日」。今回は「愛妻の日」の意味や由来を解説します。

また、「愛妻の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、ウェディング・ブライダル業界の方や花き業界の方、贈り物・プレゼントに関するサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「愛妻の日」の意味・由来とは？

1月31日は「愛妻の日」です。群馬県に本部を構える日本愛妻家協会によって制定。日付は「1（英語のＩ）31（妻）」の語呂合わせから決定しました。

「妻というもっとも身近な赤の他人を大切にする人が増えると、世界はもう少し豊かで平和になるかもしれない」という理念の元発足された日本愛妻家協会は、「日本独自の愛妻家という文化を再生すること」「絶滅が危惧される愛妻家の生態を調査し保護育成すること」「愛妻家だけもつ知られざる倦怠感削減の知恵を世の中に広めること」を理念としてさまざまな活動を行っています。

「妻にありがとう大作戦」や「日本愛妻家大賞表彰計画」といったユニークな取り組みを独自に実施しています。

また、同日は「愛妻感謝ひろめ隊」が制定した「愛妻感謝の日」でもあります。

「愛妻の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「愛妻の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「愛妻の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「愛妻の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「愛妻の日」を元に発信をする流れ

「愛妻の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1．「愛妻の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2．コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3．自社サービスやプロダクトと「愛妻の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4．発信するコンテンツを作成する

STEP5．媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

【トレンド徹底活用術 vol.0】トレンドキーワードを活用したプレスリリース作成の基本のキ！

「愛妻の日」を広報PRに活かした事例

「愛妻の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「愛妻の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1．「愛妻の日」や「バレンタインデー」などにぴったりの商品を発売

フラワーショップを運営する第一園芸株式会社は、「愛妻の日」「バレンタインデー」「ホワイトデー」を「3 LOVE STORIES」とし、記念日にぴったりのアイテムを展開。ブーケや映画『366日』とのコラボレーション商品を販売したことをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、３つの記念日「3 LOVE STORIES」とは何かを説明したうえで、映画や記念日にまつわる商品をそれぞれ写真とともに紹介。情報量が豊富な内容ながら、見出しや太字を用いたり、画像の配置を工夫したりして見やすくまとめているのがGOODです。「愛妻の日」を含む3つの記念日を活用し、施策を行った広報PRの参考事例です。

参考：話題の映画『366日』コラボやトレンドカラーの花束など愛妻の日（1/31）・バレンタインデー（2/14）・ホワイトデー（3/14）の3つの記念日「3LOVE STORIES」にぴったりのアイテムを展開

事例2．「愛妻の日」に合わせて愛を叫ぶイベントを開催

百貨店業を営む株式会社阪急阪神百貨店は、1月31日の「愛妻の日」を前に「神戸の中心で愛を叫ぶ（コベチュー）」を開催することをプレスリリースで発表。愛する人への思いを叫び絆を深めるというイベントで、2025年の神戸阪急のバレンタインテーマ「愛に寄り添う」に合わせて企画されました。

「愛を叫ぶ」イベント自体は「愛妻の日」を制定した日本愛妻家協会が始めたもので、プレスリリースでは以前のイベントの写真とともに本企画の詳細を説明。実際の写真を使うことで、企画の様子がイメージしやすい点がGOODです。「愛妻の日」に合わせたユニークなイベントの広報PRの好事例です。

参考：【神戸阪急】「神戸の中心で愛を叫ぶ（コベチュー）」　～六甲の山並みに向かって、愛する人へメッセージ～

事例3．記念日にちなみ、愛情表現に合う花を使ったブーケを販売開始

花と緑に関する事業を展開する第一園芸株式会社は、1月31日の「愛妻の日」・2月14日「バレンタインデー」・3月14日「ホワイトデー」にちなんだ企画を実施。3つの記念日を「3 LOVE STORIES」とし、愛の花言葉を意味するバラなどで作ったブーケを期間限定で販売することをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースのタイトルには、記念日を入れ、読み手に興味・関心を促しています。さらに企画の趣旨や目的を冒頭で説明し、各記念日の由来とともに関連性がある商品を画像とともに紹介しているのがGOOD。花と緑のプロフェッショナルとして営む企業ならではの魅力的な企画をうまく広報PRした事例です。

参考：愛妻の日（1/31）・バレンタインデー（2/14）・ホワイトデー（3/14）の3つの記念日「3 LOVE STORIES」にぴったりのアイテムを展開