
生理をジェンダーレスで考える日
4月19日は「自転車の日」。今回は「自転車の日」の意味や由来を解説します。
また、「自転車の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に自転車業界の方やスポーツ業界の方、レンタサイクルサービスを提供している企業、観光やイベント関連の事業などをされている企業は、ぜひ参考にしてみてください。
4月19日は「自転車の日」です。1943年のこの日、スイスの化学者アルバート・ホフマンがLSDの幻覚作用を発見し、それを記念して制定されました。
ホフマンは研究室で実験のためにLSDを服用し、幻覚状態のまま自転車で帰宅しました。帰宅中は周囲の物全てが揺れ動き、自転車がまったく進まないように感じたそうです。
「自転車の日」は誰がいつ制定したかは定かではないものの、時期的にも自転車で出かけたくなる季節。この時期には自転車安全利用のキャンペーンなどが行われることもあります。
「自転車の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「自転車の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「自転車の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「自転車の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「自転車の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「自転車の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「自転車の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「自転車の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「自転車の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
WINSPACE JAPAN株式会社は、同社がメインスポンサーを務める「Winspace Orange Seal Women Cycling Team」のツール・ド・フランス・ファム2025への初出場決定を発表しました。
中国ブランドとして初の快挙となる内容を、チームの挑戦への想いや支援者への感謝、チームの成長ストーリーとともに示している点がGOOD。また、過去の実績や今後の展望をチームの写真とともに掲載しているのもポイントです。記念日に絡めた事例ではありませんが、読み手の共感を高める内容が参考になる事例です。
参考:ウィンスペースがツール・ド・フランス・ファム2025初参戦!
チャリチャリ株式会社は、SG基準を取得した折りたたみヘルメット「VESK」とコラボレーションしたオリジナルヘルメットの販売を開始しました。
プレスリリースでは、自転車利用者の安全を守る社会的意義とシェアリングにおけるヘルメット活用の課題への対応策を丁寧に説明しています。ユーザー調査のデータを盛り込みながら、機能性とデザイン性の両面からバランスよく訴求している点がポイントです。
「自転車の日」にちなんだ事例ではありませんが、読み手の共感性や信頼性を高めている点が参考になります。
参考:シェアサイクルサービス『チャリチャリ』、業界初のSG基準を取得した折りたたみヘルメット「VESK」とコラボしたオリジナルヘルメット販売
株式会社ネスタリゾート神戸は、ヤマハ発動機とスポンサー契約を締結し、新アクティビティ「チャーリーズ・マウンテン」内でマウンテンバイク「YPJ-MT Pro」の導入を発表。
プレスリリースでは、ヤマハ初のマウンテンバイク発売年とリンクしたエリア演出や、高低差40mの「激坂」による非日常体験の魅力が語られています。製品の価値や顧客体験に加え、ブランドの歴史にも触れている点がGOOD。
記念日に合わせた配信ではありませんが、製品価値とリアルなアクティビティによる体験による魅力が伝わる事例です。
参考:【ヤマハ発動機×ネスタリゾート神戸】マウンテンバイクエリア「チャーリーズ・マウンテン」におけるスポンサー契約を締結
「自転車の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「自転車の日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、自転車に関連した調査リリースを出したりするのも一案です。
また、3月3日「三輪車の日」や5月1日「自転車ヘルメットの日」など自転車に関する製品やサービスと絡めることでより幅広い広報PRができるでしょう。
今一度「自転車の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。
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