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4月14日は「ブラックチョコレートの日」。今回は「ブラックチョコレートの日」の意味や由来を解説します。
また、「ブラックチョコレートの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に菓子業界やチョコレート業界の方などをされている企業は、ぜひ企画の参考にしてみてください。
4月14日は「ブラックチョコレートの日」です。乳製品や菓子、食品の製造販売などを手がける株式会社明治が制定。
日付は、バレンタインデー(2月14日)、ホワイトデーに(3月14日)続き、韓国では4月14日をブラックデーと呼び、恋人がいない人が黒い服を着て黒いものを飲食して新たな出会いのきっかけとなるイベントがあることから、同じ名前のブラック(黒)つながりでこの日が記念日となりました。
2021年に「明治ブラックチョコレート」が発売60周年を迎えることを記念し、ブラックチョコレートとその名前にちなんだ黒を楽しむ日とすることを目的としています。
新商品のプレスリリースで紹介したり、チョコレートに関するイベントや情報を幅広い世代に発信したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ブラックチョコレートの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ブラックチョコレートの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ブラックチョコレートの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ブラックチョコレートの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ブラックチョコレートの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ブラックチョコレートの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ブラックチョコレートの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ブラックチョコレートの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「ブラックチョコレートの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
有楽製菓株式会社は、ブラックサンダーシリーズから「ブラックサンダーExcellent」を2025年4月22日より全国のセブンイレブンで発売することをプレスリリースで発表。これまでのブラックサンダーと見た目は近いのに、食べるとまったくく違うというギャップを楽しめる新商品です。
プレスリリースでは、ほかのブラックサンダーシリーズと差別化するためにこだわったパッケージ画像を、従来品と並べて掲載し、新商品を見比べられるようにしている工夫がGOOD。「ブラックチョコレートの日」と関連した事例ではありませんが、チョコレートの新商品の特長をわかりやすく伝えたプレスリリースの展開が参考になります。
参考:あなたにはこの違いが分かるか!?『ブラックサンダーExcellent』新発売~見た目はいつものブラックサンダーなのに絶対的チョコ感を楽しめる特別な商品~
メゾンカカオ株式会社は、鎌倉発祥のアロマ生チョコレートブランド「メゾンカカオ」から極ビターな味わいを楽しめるアロマ生チョコレートの新フレーバーについてプレスリリースを配信。2025年2月15日より数量限定でブラックコーヒー、ホワイトコーヒーの2種が販売されます。
プレスリリースでは新フレーバーの詳細を丁寧に記載。販売情報がわかりやすいように、店舗名と住所を紹介している点もGOOD。さらに参考になるポイントとして、ブランド概要は、単なる情報ではなく、本店をオープンした背景、今後の取り組みなど、ストーリー性がある内容を載せています。「ブラックチョコレートの日」にちなんだ事例ではないものの、パッケージやイメージ画像やテキストから新商品の魅力が伝わるプレスリリースです。
参考:大人になったあなたへ贈る、ビターを楽しむチョコレート。今年はブラック・ホワイト2種のコーヒーの味わいが登場。
スイス発のチョコレートブランド「Lindt(リンツ)」の日本法人リンツ&シュプルングリージャパン株式会社は、期間限定で「ご褒美 フレッシュショコラバナナ」を展開することをプレスリリースで発表。同商品には、常設のチョコレートファウンテンから流れ出るフレッシュな52%のダーククーベルチュールチョコレートが使用されています。
プレスリリースではシズル感のあるイメージ画像を複数枚掲載し、期間限定商品の魅力を紹介。「リンツの高品質のチョコレート」「リンツだからこそできた」といった特別感をもたらす表現もGOODです。「ブラックチョコレートの日」に合わせた事例とは異なりますが、ダークチョコレートを使った商品へ興味・関心が高まるプレスリリースの構成が参考になります。
参考:全国4店舗にて、リンツの新鮮なチョコレートを使用した『ご褒美 フレッシュショコラバナナ』が4月11日より期間限定で新登場
「ブラックチョコレートの日」は、チョコレートに注目が集まるきっかけになる日です。チョコレートの製造・販売に携わる企業の方や、チョコレートに特化した情報発信を行う企業の方にとっては特に、「ブラックチョコレートの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ブラックチョコレートの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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