アーモンドミルクの日
6月26日は「世界格闘技の日」。今回は「世界格闘技の日」の意味や由来を解説します。
また、「世界格闘技の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特にイベント業界の方や、格闘技・格闘家を起用したサービスを提供企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「世界格闘技の日」の意味・由来とは?
6月26日は「世界格闘技の日」です。1976年のこの日、「アントニオ猪木VSモハメド・アリ格闘技世界一決定戦」が行われたことから両氏によって2016年に制定。
世界レベルの総合格闘技の礎となった日を思うとともに、総合格闘技の魅力をより多くの人に周知することを目的としています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「世界格闘技の日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「世界格闘技の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界格闘技の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界格闘技の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「世界格闘技の日」を元に発信をする流れ
「世界格闘技の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「世界格闘技の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界格闘技の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「世界格闘技の日」を広報PRに活かした事例
「世界格闘技の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「世界格闘技の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。いずれも記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、今後「世界格闘技の日」を活用した広報PR活動を実施するうえでのヒントとなるでしょう。
事例1.K-1女子大会前日に注目選手の意気込みを紹介
K-1実行委員会は2022年6月24日に、翌日に開催を控えた「K-1 WORLD GP 2022~RING OF VENUS~」の前日計量および記者会見を実施。K-1では初となる女子大会開催に向けて注目選手たちの意気込みを紹介しました。
プレスリリースでは、それぞれの選手の計量結果や一人ひとりのコメントを掲載。プレスリリースの配信を通して出場選手を周知し、当日への期待感を訴求している事例といえます。また、入場チケットは当日も販売することを明記し、より多くの人の来場を促しています。
参考:「K-1 RING OF VENUS」前日会見 ”K-1初の女子大会”を締めるフライ級タイトルマッチに、注目の初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント出場選手等が意気込む
事例2.クレジットカードに総合格闘家を支援できるサービスを追加
ナッジ株式会社は、使用するだけで好きなスポーツ選手やアーティストなどを応援できる次世代型クレジットカード「Nudge」に、2022年8月2日から総合格闘家の田中路教選手のクラブを追加。利用金額の一部が田中選手の支援につながるほか、利用額に応じて同選手の限定特典をもらうことができる仕組みを紹介しました。
Nudgeの紹介に加え、田中路教選手のプロフィールやオリジナル特典の一部も紹介。サービスの利用を促すとともに、選手の認知度向上にも寄与したプレスリリースといえるでしょう。
参考:次世代型クレジットカードNudge、世界で戦う格闘家「田中路教」クラブ誕生
事例3.有力なメディアとの独占配信契約締結を発表
株式会社U-NEXTは、2022年9月21日に世界の格闘技のライブ配信などを行うCSI SPORTSと、日本における独占配信契約を締結したことを発表。これにより、2022年10月より自社が運営する動画配信サービスU-NEXTで、ボクシングや格闘技全試合のほか過去に放送されたボクシングなどの試合も視聴が可能となりました。
世界中にスポーツ配信を行うもっとも有力なメディアのひとつと提携したことで、株式会社U-NEXTがさらなる成長を目指していることが伝わるプレスリリースといえます。
参考:CSI SPORTSと格闘技専門チャンネルFIGHT SPORTS®の日本独占配信契約を締結。ボクシングや格闘技全試合をU-NEXTで見放題ライブ配信するほか、過去のボクシング世界戦の見放題配信も決定
「世界格闘技の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「世界格闘技の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
格闘技イベントを主催する団体、格闘家を起用したサービスを提供する企業などは、6月26日の「世界格闘技の日」を絡めたイベント・キャンペーンを実施するのも一案です。記念日をうまく活用することで、より多くの人に自社商品・サービスを周知することができるでしょう。
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