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ごぼうの日(5月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ごぼうの日(5月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月10日は「ごぼうの日」。今回は「ごぼうの日」の意味と由来について解説します。

また、「ごぼうの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントをご紹介。実際の広報事例に触れながら、特徴的な取り組みをピックアップしています。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界に勤めている方や、野菜を取り扱っている方はぜひ参考にしてみてください。

「ごぼうの日」の意味・由来とは?

5月10日は「ごぼうの日」です。「ご(5)棒(1)お(0)」の語呂合わせが由来とされています。

ごぼうが多く出回るのは晩秋から冬にかけてですが、5月は新ごぼうのシーズン。初冬のごぼうに比べると柔らかく、香りも優しいのが特徴です。また、初夏に出回るケースが多いことから「夏ごぼう」とも呼ばれています。

「ごぼうの日」に限定したイベント・キャンペーンは多くないものの、食材を扱ったり農業を啓発したりしている企業であれば、ごぼうに着目した広報PRを考案できるでしょう。

「ごぼうの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ごぼうの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ごぼうの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ごぼうの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ごぼうの日」を元に発信をする流れ

「ごぼうの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ごぼうの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ごぼうの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ごぼうの日」を広報PRに活かした事例

「ごぼうの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ごぼうの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップしました。ごぼうに関連した広報PRも紹介します。

事例1.人気No.1メニュー「肉ごぼ天うどん」を全国展開

株式会社ファミリーマートは、北九州で創業から約50年にわたり愛されている「資さんうどん」を展開する株式会社資さんの監修による「肉ごぼ天うどん」を、全国のファミリーマートで販売すると発表。本商品は、これまで九州地区限定で販売されていた、ファミリーマートのうどんカテゴリーで人気No.1の商品です。

「ごぼうの日」そのものに直接関連する事例ではありませんが、プレスリリースでは開発者のコメントや監修シリーズの背景を交え、商品の魅力を丁寧に伝えています。特に、人気商品やシリーズ商品の全国展開をhっ票する際の構成として、プレスリリース作成時の参考になる好事例です。

参考:全国のファミリーマートで人気No.1メニュー販売決定! 創業49年超の人気店「資さんうどん」監修シリーズ第8弾「肉ごぼ天うどん」4月29日(火)から発売

事例2.「黒ごま七味香るごぼうの照り焼きハンバーグ」を発売

楽彩株式会社は、「黒ごま七味香るごぼうの照り焼きハンバーグ」を販売するとプレスリリースで発表しました。フライパンでハンバーグを加熱し、カット済みの野菜とごぼうを炒めて盛りつけるだけの、包丁いらずの簡単ミールキットです。

プレスリリースでは、たっぷりのごぼうが盛り付けられた商品画像が印象的で、調理手順も明示されており、手軽さへの説得力を高めています。「ごぼうの日」との直接の関連はないものの、ごぼうを主役とした商品を展開する際の参考事例となるでしょう。

参考:シャキシャキ野菜とお肉のコラボレーション!

事例3.水で溶かすだけのスティックごぼう茶が登場

株式会社オキスは、水に溶かすだけで手軽に本格的なごぼう茶が楽しめる スティックタイプの新商品「チョーカツ茶」を発売するとプレスリリースで発表しました。同社独自の「桜島溶岩焙煎」技術を用いて製造したごぼう茶を顆粒化した商品です。

プレスリリースでは、これまでの商品開発の実績に触れつつ、新商品の背景や解決を目指す課題を明示しており、新規性や技術力がしっかりと訴求されています。記念日との関連はありませんが、新商品リリース時における情報設計の参考になる事例です。

参考:水に溶かすだけ!「チョーカツ茶」で始める新習慣

「ごぼうの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

新ごぼうを取り扱っている企業や農家の方であれば、5月10日の「ごぼうの日」を広報PRに活かせるでしょう。ごぼうに直接的な関係がない場合でも、自社商品に絡めたレシピを提案したり、ごぼうの加工食品を販売したりできます。

また「ごぼうの日」にちなんで、食べる頻度や使い方など、アンケートを実施して調査リリースを発信するのも一案です。

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