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がん支えあいの日(6月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日がん支えあいの日(6月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月21日は「がん支えあいの日」。今回は「がん支えあいの日」の意味や由来を解説します。

また、「がん支えあいの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に医療関連のサービスを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「がん支えあいの日」の意味・由来とは?

6月21日は「がん支えあいの日」です。社会全体でがんのことを考え、お互いに支えあう日として、特定非営利活動法人キャンサーリボンズが制定。この日は、北半球の夏至、南半球の冬至にあたることが多いため、「人生における節目ともいえるがんについて、もっとも長い昼・長い夜に、考え、語りあう時間を持ってほしい」という願いを込めて記念日に設定されています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「がん支えあいの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「がん支えあいの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「がん支えあいの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「がん支えあいの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「がん支えあいの日」を元に発信をする流れ

「がん支えあいの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「がん支えあいの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「がん支えあいの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「がん支えあいの日」を広報PRに活かした事例

「がん支えあいの日  」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「がん支えあいの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。いずれも記念日にちなんだプレスリリースではないものもありますが、今後「がん支えあいの日」を活かした広報PR活動を実施するうえで役立てることができるはずです。

事例1.がん患者やその家族を対象にしたリアルイベント

公益財団法人・がん研究会 がん研有明病院は、「第3回がん研キッズ探検隊」のレポートをプレスリリースで発表しました。同院で治療を受けている患者やその家族を対象に、がんや治療への理解を深めることを目的としたプロジェクトです。

プレスリリースでは当日の様子がわかる写真を複数掲載し、プログラムを簡単に紹介しています。「がん支えあいの日」にちなんだ発信ではないものの子どもからのアンケート結果もピックアップし、本イベントならではの魅力を訴求したプレスリリース内容がGOODな事例です。

参考:がん患者のお子さんを支援する「がん研キッズ探検隊」10名のお子さんが参加しました

事例2.がん医療の最新情報や治療法を展開するフォーラムを開催

各種がんの啓発イベントや教育事業などを手掛ける認定NPO法人・キャンサーネットジャパンは、「ジャパンキャンサーフォーラム(JCF)」の開催情報をプレスリリース配信しました。「再逢〜知識の探求と人のつながり〜」をテーマに、がん医療の最新情報や治療法などの知識を展開するプログラムです。

当日は関連映画緒の上映会も決定しており、複数の情報を見出しに分けてまとめているのがGOODポイント。「がん支えあいの日」のプレスリリースではありませんが、事前に配信することで多くの人の目に留まり、メディア関係者を中心に興味・関心を高めています。

参考:ジャパンキャンサーフォーラム2024 開催のご案内

事例3.がん患者と家族のための食品サブスク商品を新発売

食品のサブスクリプションサービス「Oisix」を運営するオイシックス・ラ・大地株式会社は、「がん患者さんとつくった ヘルスケアOisix」の発売を決定し、プレスリリースでお知らせしました。がん患者と家族の食事サポートを目的とした新商品です。

プレスリリースでは、商品に対する信頼性を高める概要を紹介したうえで、コンセプトや開発の背景に触れているのがGOOD。こちらも「がん支えあいの日」の事例ではありませんが、商品パッケージの写真や医療専門職のコメントなども掲載し、独自性・新規性をアピールしています。

参考:日本初(※1) 医師監修による がん患者さんのための食支援サービス 在宅での栄養管理に配慮したミールキットコース「がん患者さんとつくった ヘルスケアOisix」販売開始(5/14~)

「がん支えあいの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「がん支えあいの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

がんに関するイベント・キャンペーンを実施したり患者をサポートするサービスを提供したりする企業・団体は少なくありません。自社でそのような取り組みを行っている企業は、6月13日の「がん支えあいの日」に合わせてプレスリリースを配信してみてはいかがでしょうか。

記念日をうまく活用することで、より多くの人に自社の活動を周知できたり、日本人の3大疾病のひとつでもある「がん」について改めて考えてもらう機会を提供することができるはずです。

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