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漫画の日(2月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日漫画の日(2月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月9日は「漫画の日」。今回は「漫画の日」の意味や由来を解説します。

また、「漫画の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に書店や出版業界の方や、漫画に関連するアプリやグッズ制作などをおこなっている企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「漫画の日」の意味・由来とは?

2月9日は「漫画の日」です。漫画本専門の古書店「まんだらけ」が制定しました。漫画の神様と呼ばれる漫画家の手塚治虫氏の命日であることが由来しています。

記念日になるきっかけになった手塚治虫氏は、1950年(昭和25年)より漫画雑誌に登場し、『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』といったヒット作を手がけました。その他の代表作には『火の鳥』『ブッダ』『ブラック・ジャック』などがあります。

また、関連する記念日として、イギリスの絵入り風刺週刊誌『パンチ』が発刊されたことにちなんで制定された7月17日の「漫画の日」や、日本漫画家協会と出版社5社が2002年に制定した11月3日の「まんがの日」もあります。

「漫画の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「漫画の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「漫画の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「漫画の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「漫画の日」を元に発信をする流れ

「漫画の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「漫画の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「漫画の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「漫画の日」を広報PRに活かしたい参考事例

「漫画の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「漫画の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「漫画の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「基本ケア&簡単メソッドでサラツヤ髪」を解説する漫画の発売

インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレスホールディングスは、1月18日に書籍『傷み、うねり、パサつき髪でも変われる! 基本のケアだけでキレイな髪になれました』を発売。漫画でわかりやすい本書をプレスリリースで配信しました。

本漫画を通じて、プレスリリースには、人気美容師がヘアケアのやり方や基礎知識をわかりやすく伝える書籍であることを収録ページの一部を掲載して紹介。「漫画の日」にちなんだ事例ではありませんが、表紙画像はもちろん、イラスト図解、紙面イメージもを載せているのがGOODです。

参考:高いドライヤーやシャンプーがなくても、サラツヤ髪が叶う!漫画だからわかりやすい『傷み、うねり、パサつき髪でも変われる! 基本のケアだけでキレイな髪になれました』を 1月18日(木)に発売

事例2.人気漫画家・小山ゆうじろう氏とのコラボアパレルを発売

株式会社コーエンは、同社が展開するアパレルブランド「coen」にて、人気漫画家 小山ゆうじろう氏が書き下ろした全5型のコラボアパレルの販売を開始したことをプレスリリースで発表。ポップなグラフィックを得意とする小山氏オリジナルのアニマルキャラクターが描かれたシャツやスウェット、キャップなどのアパレルグッズや雑貨といった魅力的なラインナップです。

小山氏のイラストの魅力がひと目でわかるアイキャッチや、商品写真、小山氏のコメントなどを掲載し、ファン以外の広い層にも訴求する構成となっています。「漫画の日」に関するプレスリリースではありませんが、漫画に関連する商品を販売する際の広報PR施策として参考になりそうです。

参考:人気漫画家「小山ゆうじろう」が書き下ろした、coenオリジナルのコラボアパレルが完成!

事例3.連載35周年を迎える人気漫画のコラボ商品を発売

株式会社ファミリーマートは、「週刊少年マガジン」で連載中の『はじめの一歩』と、アサヒ飲料株式会社のロングセラー商品である「ワンダ モーニングショット」とコラボレーションを発表。「はじめの一歩×ワンダ モーニングショット ファミリーマートのはじめの一歩缶」を2025年1月28日から、全国のファミリーマート約16,200店にて発売することとあわせて、特別な賞品が当たるキャンペーンの実施をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、実際の商品画像と作品の詳細を掲載。自社サービスだけでなく作品の認知拡大にもつなげている点がGOODポイントです。「漫画の日」に関連するものではありませんが、周年に関しての発信は、潜在層にもサービスを知ってもらう機会となるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

参考:連載35周年!漫画『はじめの一歩』が「ワンダ モーニングショット」と初コラボ!「ファミリーマートのはじめの一歩缶」を数量限定で発売 森川先生による、厳選名シーン全12缶がファミマにリング飲(イン)!

「漫画の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「漫画の日」の意味や理由、広報PRの参考になるような事例を紹介しました。

子どもから大人まで、多くの人が読んでいる漫画だからこそ幅広い層に向けたキャンペーンの企画や、「漫画の日」にちなんだ、漫画好きが集まるようなイベントを開催するのも一案です。

また、自社で漫画に関連するグッズを取り扱っている企業や、漫画関連のサービスを運営している企業の方も「漫画の日」にあわせて広報PR案を考えてみてはいかがでしょうか。

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