
心の介護に向き合う日
7月17日は「セントラル浄水器の日」。今回は「セントラル浄水器の日」の意味や由来を解説します。
また、「セントラル浄水器の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報PR事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に浄水器の開発・販売を手掛ける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
7月17日は「セントラル浄水器の日」です。群馬県桐生市を拠点に浄水器の企画・開発などを手掛ける、株式会社アクアス総研によって制定されました。
日付は、同社の設立日である1990年7月17日にちなんでいます。家中の水道水をすべて浄水できる「セントラル浄水器」のパイオニアとして、その魅力やメリットを多くの人々に知ってもらうことが、記念日制定の目的です。
一般的には浄水器とは異なり、水道メーターの内側に取り付け、キッチンから洗面台、風呂など家中の水回りで浄水が出せるシステム。衛生面や清潔感を向上するメリットがあるシステムでもあるため、機器のプレスリリースや住宅情報の発信といった広報PR活動に活かしやすい記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「セントラル浄水器の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「セントラル浄水器の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「セントラル浄水器の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「セントラル浄水器の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「セントラル浄水器の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「セントラル浄水器の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「セントラル浄水器の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「セントラル浄水器の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「セントラル浄水器の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
リフォーム工事や土地探し紹介業務などを手掛ける平松建築株式会社は、「自宅のキッチン」に関する調査を実施し、プレスリリースでレポートを発表しました。2023年10月23日、持ち家に住む25歳以上65歳未満の既婚女性を対象に行ったアンケート調査です。
持ち家居住者のキッチン満足度や満足・不満な理由などをまとめています。プレスリリースの後半では、同社社長の解説を掲載し、セントラル浄水器や自動洗浄型レンジフードなど、満足度を高める設備を取り上げたのが特徴。「セントラル浄水器の日」ではなく、11月2日の「キッチン・バスの日」に絡めて発信した事例ですが、関連の広報PR施策として参考になるのではないでしょうか。
参考:【11月2日は「キッチン・バスの日」/調査】自宅のキッチン 持ち家居住者のキッチン満足度は高め 満足度も不満足度も1位は「作業スペース」 家づくりのプロが教える!「後悔しないキッチンの設備選び」
家庭用電解水素水整水器やボトルドウォーターなどの製造・販売を手掛ける株式会社日本トリムは、整水器やオリジナルステンレスボトルがお得に購入できる「新生活応援キャンペーン」を実施。本企画に合わせて、水道水の安全性や浄水に関する情報をプレスリリースで紹介しました。
「セントラル浄水器の日」にちなんだ事例ではありませんが、日本の水道水の水質や、おいしく飲むための方法に触れたプレスリリースです。浄水器・整水器のメリットとデメリットがわかる比較表を掲載し、自社製品の広報PR活動につなげているのが参考になるポイント。
参考:新生活に改めて知りたい水道水や水道水を美味しく飲む方法 浄水器と整水器の違いとは
パナソニック株式会社は「水道水に関する全国調査」を実施し、レポートを発表しました。2024年1月、各都道府県100人(計4,700人)の20〜59歳男女を対象に、インターネットを介して行ったアンケート調査です。
こちらも「セントラル浄水器の日」のプレスリリースではありませんが、水道水という身近なものを広報PRに活かすことで多くの注目を集めています。トピックスがわかるタイトルや、各項目の概要がわかるアイキャッチが特に魅力的で参考になる好事例です。
参考:【水道水に関する全国調査】水道水をそのまま飲んでいる人が最も多いのは青森県。水道水が美味しいランキングも発表。約半数が直接飲むのに抵抗を感じつつ、料理にはそのまま使用。
7月17日の「セントラル浄水器の日」は、浄水器の中でもセントラル型の製品に注目が集まりやすい日です。浄水器の開発・販売に携わっている方や、セントラル浄水器を取り入れた住宅商品を扱う企業の方にとっては特に、「セントラル浄水器の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「セントラル浄水器の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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