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10月31日は「陶彩の日」。今回は「陶彩の日」の意味や由来を解説します。
また、「陶彩の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報PR事例をご紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に食器類や陶芸作品を取り扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
10月31日は「陶彩の日」です。和陶器百貨店の納入商社5社が共同で出資・運営している、日本陶彩株式会社によって制定されました。
日付は「とう(10)さ(3)い(1)」と読む語呂合わせが由来。日本の四季のように食卓を器で彩り、色鮮やかな演出の中で食べてもらうことが、記念日制定の目的です。
特定の企業にちなんだ記念日ですが、季節に合わせた食器関連商品をプレスリリースで発信したり、自社で運営している陶芸体験・教室などの紹介につなげたり、さまざまな広報PR活動に活かせるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「陶彩の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「陶彩の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「陶彩の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「陶彩の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「陶彩の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「陶彩の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「陶彩の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「陶彩の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「陶彩の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメントは、陶磁器製ひな人形の展示イベントを開催しました。2023年2月6日から3月12日にかけて、「肥前やきもの圏」の作品を展示する地域連携のプロジェクトです。
プレスリリースでは、期間中に展示される作品について、写真とともに紹介しているのがGOODポイント。世界最大の磁器製ひな人形や、縁起文・草花文を描いたひな人形など、多様な作品で佐賀・長崎エリアの広報PRにつなげた事例です。
参考:【ホテルオークラJRハウステンボス】地域連携の一環として2023年2月6日より『肥前やきもの圏』の陶磁器製雛人形を展示
株式会社ウェルカムでは、静岡で作陶する田宮亜紀の個展「田宮亜紀の横顔」をCIBONE 表参道(GYRE B1)で開催することをプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは同作家の手がける陶器の写真を複数掲載し、世界観がイメージしやすい点がGOODポイントです。さらに、当個展の注目ポイントや作家のプロフィール、展示作品を丁寧に紹介しているため、既存のファンだけでなく潜在層や新規層へのアプローチができている事例ともいえます。
記念日に合わせた広報PRではありませんが、陶器関連のイベントにおいて、新規顧客層の来場促進も図りたい企業は参考になるでしょう。
参考:【CIBONE】静岡で作陶する田宮亜紀の個展「田宮亜紀の横顔」を開催
株式会社トンカチは、代官山のギャラリーのこぎりにて、陶芸アーティスト5名のグループ展「のこぎりここまで/The Short Stories of NOKOGIRI」を2024年9月6日から開催することを発表。
プレスリリースでは、参加する各作家の代表的な作品の写真とプロフィールを紹介。さらに、特設ページのURLを冒頭に掲載することで、同展の雰囲気が潜在層に伝わりやすいよう工夫されている点がGOODポイントです。
記念日に合わせた事例ではありませんが、URLの配置箇所や複数の作家がいる場合のプレスリリースの構成として参考になる事例です。
参考:【作品展】代官山のギャラリー「のこぎり」にて、陶芸アーチスト5名のグループ展が9月6日(金)より開催。
10月31日の「陶彩の日」は、陶芸を中心とする日本文化に注目が集まりやすい日です。陶芸作品や関連商品を販売している方や、陶芸体験などのイベント企画を手掛ける企業の方にとっては特に、「陶彩の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「陶彩の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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