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こどもの目の日(6月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日こどもの目の日(6月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月10日は「こどもの目の日」。今回は「こどもの目の日」の意味や由来を解説します。

また、「こどもの目の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に眼科などの医療業界、子どもの目に関する製品に関わる業界の方はぜひ参考にしてみてください。

「こどもの目の日」の意味・由来とは?

6月10日は「こどもの目の日」です。2023年3月1日、日本眼科啓発会議によって制定されました。

日付は「はぐくもう 6歳で視力1.0」というキャッチコピーから6月10日としたのが由来。子どもたちの視力の成長を見守り、目の健康を維持増進する基礎を培うことが記念日の目的です。また、デジタル機器による近視の発症・進行を防いだり、正しい知識を啓発したりといった目的も掲げています。

比較的新しい記念日ではありますが、「6歳」「視力1.0」という2つのキーワードに沿った点が特徴です。子ども向けのコンテンツはもちろん、子育て世代に向けた広報PR活動にも活かしやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「こどもの目の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「こどもの目の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「こどもの目の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「こどもの目の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「こどもの目の日」を元に発信をする流れ

「こどもの目の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「こどもの目の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「こどもの目の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「こどもの目の日」を広報PRに活かした事例

「こどもの目の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「こどもの目の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「こどもの目の日」にちなんだアンケート調査を実施

ロート製薬株式会社は、「こどもの目の白書2024」をプレスリリースで発表しました。2024年6月10日の「こどもの目の日」にちなんで「小学生の目」に関する調査を実施。5月17日から19日にかけて、小学生の子どもを持つ親1,000人を対象に行ったアンケート調査です。

調査サマリ―では5つのパートをピックアップし、トピックと概要をまとめたのがGOOD。プレスリリースの本文で、グラフ画像を掲載しながら各項目について解説しています。自社が販売する商品カテゴリと「こどもの目の日」をうまく組み合わせた広報PR施策といえるでしょう。

参考:6月10日は「こどもの目の日」※!ロート製薬「こどもの目の白書2024」公開 小学生の3人に1人が裸眼視力1.0未満 「授業中に黒板が見えにくい」など生活への影響を感じる子は6割超

事例2.子どもの視力に関する啓発活動を「こどもの目の日」にスタート

株式会社ビジョンメガネは、2024年6月10日の「こどもの目の日」に先駆けてプレスリリースを配信しました。記念日当日からさまざまな啓発活動を展開しており、ホームページでは店頭ポップを掲載しています。

子どもの弱視の早期発見につなげる活動の発信として、「お子様がこんな仕草していませんか?」といった注意を促すイラストをメイン画像に設定したプレスリリースがGOOD。ほかにも「ご参考情報」と見出しを設け、子どもの視力に関するQ&Aを紹介しているのも特徴的です。「こどもの目の日」に特化した広報PR施策としてはもちろん、読み手に視力に関する活動への興味・関心を高める内容が参考になる事例です。

参考:6月10日は「こどもの目の日」!「見えづらい」と言わない子どもたち 「子どもの仕草」で気づける「目の病気」、イラスト付きで紹介 小中学生の視力低下続く、1.0未満の割合 過去最大に

事例3.「こどもの目の日」に目・身体について学ぶゲームを提供

株式会社わかさ生活は、学習塾運営をはじめとする教育事業を軸に展開する株式会社ワオ・コーポレーションとの共同企画についてプレスリリースを配信しました。楽しく目のトレーニングができるゲーム「ブルブルくんたっち!」を、2024年6月10日の「こどもの目の日」に合わせて発売。

わかさ生活のキャラクターが登場するゲームで、プレイを通して目と身体の健康について学べます。プレスリリースには「こどもの目の日」にちなんだプロジェクトであることを明記したうえで、実際のゲーム画面とともに楽しさや魅力を発信。最後に記念日の由来やゲーム概要が記された構成がGOODです。

参考:楽しく遊んで”目をきたえる”知育ゲーム「ブルブルくんたっち!」を6月10日「こどもの目の日」に合わせてリリース開始!

「こどもの目の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「こどもの目の日」は、子どもの視力や目の健康に注目が集まりやすい日です。眼鏡やコンタクトレンズを扱う企業の方はもちろん、子どもを持つ保護者向けのコンテンツを企画・提供する企業の方にとっても、「こどもの目の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「こどもの目の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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