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カクテルの日(5月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日カクテルの日(5月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月13日は「カクテルの日」。今回は「カクテルの日」の意味や日付の由来を解説します。

また、今回は「カクテルの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、アルコール飲料を中心に取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「カクテルの日」の意味・由来とは?

5月13日は「カクテルの日」です。1806年5月、ニューヨークの週刊誌『The Balance and Columbian Repository(バランス・アンド・コロンビア・リポジトリ)』で初めて「カクテル」という言葉が登場。発刊の翌週となる13日に、カクテルの定義を正式に文書化した出来事から「カクテルの日(World Cocktail Day)」と呼ばれるようになりました。

定義文に記されたのは、「蒸留酒に砂糖・水・ビターを加えて作るお酒」といった内容です。記念日の発祥はアメリカですが、日本国内でも、飲食業界を中心に広く知られています。

特に近年は若者向けのカクテルも多数販売されており、さまざまなイベントで登場するアルコール飲料のひとつともいえるでしょう。新商品情報をプレスリリースで発表したり、期間限定キャンペーンを実施したり、多様な広報PR活動に有用な記念日です。

「カクテルの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「カクテルの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「カクテルの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「カクテルの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「カクテルの日」を元に発信をする流れ

「カクテルの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「カクテルの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「カクテルの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「カクテルの日」を広報PRに活かした事例

「カクテルの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「カクテルの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「カクテルの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ホテル最上階で上質なカクテルを楽しむイベント

ブルガリ ジャパン株式会社は、ブルガリ ホテル 東京の「ブルガリ バー」にて「シンポジア」と題したイベントを開催することを発表しました。ホテル最上階のバーで、世界トップレベルのオリジナルカクテルを味わう1日限定企画です。

プレスリリースでは、当ホテルが開業1周年を迎えたこと、イベントに世界的なバーテンダー2人を招くことなどを明記し、独自性や希少性を訴求したのがGOOD。「カクテルの日」の事例ではありませんが、プレスリリース配信によってイベント情報を周知した好事例といえます。

参考:「ブルガリ ホテル 東京」最上階の「ブルガリ バー」にて世界のトップバーテンダーを迎えたカクテルイベント「シンポジア」開催

事例2.和とボタニカルを組み合わせたオリジナルカクテルを販売

株式会社近鉄・都ホテルズは、シェラトン都ホテル大阪のレストラン&ラウンジバーで提供する商品についてプレスリリースを配信しました。5月1日から6月30日にかけて、桜や煎茶などの和素材とボタニカルをベースに造ったオリジナルカクテルを販売する企画です。

アイキャッチでは3つのカクテルを並べて撮影し、特別な雰囲気を演出したのがGOOD。さらに各メニューをひとずつピックアップし、コンセプトや味わいの特徴などを写真とともに紹介しています。カクテルにスポットを当てたビジュアルが印象的な広報PR事例です。

参考:【シェラトン都ホテル大阪】和素材とボタニカルをベースに造られたジャパニーズクラフトジン「ROKU <六>」を使用したオリジナルカクテルを期間限定で販売

事例3.焼酎を楽しむバーのオープン情報をプレスリリースで発表

株式会社Burenaiは、2024年5月1日にオープンするバー「/DRAFT」のプレスリリースを発表しました。一般的なカクテルとは異なり、焼酎をメインに楽しめるようラインナップをそろえたユニークな取り組みです。

タイトルから新規性がわかるプレスリリースですが、本文では焼酎の魅力、当店ならではの独自性にもしっかりと触れているのが特徴的。店舗の内装をイメージできる写真も掲載し、お酒が好きな人を中心に興味関心を高めています。

参考:“焼酎”を楽しむカクテルバー「/DRAFT」5/1(水)恵比寿にオープン!

「カクテルの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月13日の「カクテルの日」は、アルコール飲料の中でもカクテルに注目が集まりやすい日です。飲食店でカクテルを提供している方や、カクテルの開発・販売に携わっている方にとっては特に、「カクテルの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「カクテルの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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