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憲法記念日(5月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日憲法記念日(5月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月3日は「憲法記念日」。今回は「憲法記念日」の意味や由来を解説します。

また、「憲法記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、実際に活かしている企業の実例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、業界・業種問わず、「憲法記念日」にちなんだ発信をしたいと考える方は、ぜひ参考にしてみてください。

「憲法記念日」の意味・由来とは?

5月3日は「憲法記念日」です。1947(昭和22)年5月3日に日本国憲法が施行された出来事にちなんで、国民の祝日のひとつとして制定されました。

日本国憲法の三原則である「国民主義」「基本的人権の尊重」「平和主義」は現在でも広く知られており、憲法には国家形態や政府組織などを規定する重要な事項が103条にわたって綴られています。

日常的に触れ合う機会は少ないものの、国民にとって深く関係しているのが憲法の特徴。ゴールデンウィークのシーズンでもあるため、期間限定のキャンペーンと絡めたり、イベントを実施したり、多様な広報PR活動に活かしやすい記念日といえるでしょう。

「憲法記念日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「憲法記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「憲法記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「憲法記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「憲法記念日」を元に発信をする流れ

「憲法記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「憲法記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「憲法記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「憲法記念日」を広報PRに活かした事例

「憲法記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「憲法記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「憲法記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ノルウェーの「憲法記念日」にちなんだイベントを開催

在日ノルウェー商工会議所は、毎年5月17日に制定されているノルウェーの「憲法記念日」に先駆けてプレスリリースを配信しました。ノルウェー大使館後援のもと、ノルウェーの音楽・言語・絵画などの魅力を伝える祭典「マイ」を開催。

プレスリリースでは本イベントの開催情報だけでなく、北欧バラをモチーフにしたイベントロゴを掲載し、魅力や特徴を訴求したのがGOODです。日本の「憲法記念日」の事例ではありませんが、関連の記念日の広報PR施策として非常に参考になります。

参考:ノルウェー憲法記念日に合わせ、日本最大級のノルウェーの祭典、マイ祭(Mai Sai)を初開催!

事例2.平安文学を扱う特別展と関連イベント情報を配信

独立行政法人・国立公文書館は、「夢みる光源氏-公文書館で平安文学ナナメ読み!-」の開催情報をプレスリリースで紹介しました。「夢」をテーマに、『源氏物語』をはじめとする平安文学に関する資料を展示する特別展です。

プレスリリースでは、関連イベントとして、「日本国憲法」原本特別展示の開催についても紹介しています。「憲法記念日」に特化した事例ではありませんが、開催中の特別展とあわせてピックアップすることで認知拡大効果に寄与した広報PR施策です。

参考:令和6年春の特別展「夢みる光源氏-公文書館で平安文学ナナメ読み!-」

事例3.「憲法記念日」に合わせてアート作品の展覧会を開催

個人教育事業や出版事業、人材事業などを展開するTAC株式会社は、展覧会「日本国憲法」の開催をプレスリリースで発表しました。2023年の「憲法記念日」に合わせて、4月22日~6月11日の期間中、憲法とアートを組み合わせた作品を展示するプロジェクトです。

普段詳しく触れる機会が少ない日本国憲法を、アートをきっかけにつながりを見いだしてほしいというユニークな企画。プレスリリースでは本企画の独自性を訴求するだけでなく、いくつかの出品作品例を写真とともに紹介したのがGOODです。

参考:「憲法×アート」の組み合わせで、憲法を読んでみませんか。注目の展覧会「日本国憲法」展を開催

「憲法記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月3日の「憲法記念日」は、日本国憲法やゴールデンウィークイベントに注目が集まりやすい日です。憲法に関する情報発信を行う企業の方や、ゴールデンウィークならではのイベント企画を検討している方にとっては、「憲法記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「憲法記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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