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コンタクトレンズの日(9月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日コンタクトレンズの日(9月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月10日は「コンタクトレンズの日」。今回は「コンタクトレンズの日」の意味や由来を解説します。

また、「コンタクトレンズの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に眼鏡・コンタクトレンズの業界の方は参考にしてみてください。

「コンタクトレンズの日」の意味・由来とは?

9月10日は「コンタクトレンズの日」です。コンタクトレンズ業界の発展と幅広い認知や普及、正しく安全な使用の啓発を目指し、一般社団法人日本コンタクトレンズ協会が制定しました。

日付は、コンタクトレンズを指にのせた様子が9に見え、コンタクトレンズを装着しようとする目(1が眉毛、0が目)が10に見えることから。コンタクトの「ク(9)ト(10)」の語呂合わせも由来となっています。

装着しているコンタクトレンズの度数が合っているか、レンズに問題がないかなどを年1回は確認するきっかけになることを目的としています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「コンタクトレンズの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「コンタクトレンズの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「コンタクトレンズの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「コンタクトレンズの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「コンタクトレンズの日」を元に発信をする流れ

「コンタクトレンズの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「コンタクトレンズの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「コンタクトレンズの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「コンタクトレンズの日」を広報PRに活かした事例

「コンタクトレンズの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「コンタクトレンズの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「コンタクトレンズの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.小学生女子と保護者を対象にコンタクトの啓発活動を実施

コンタクトレンズメーカーの株式会社メニコンは、2023年8月19・20日に横浜で開催するイベント「ちゃお×りぼん ガールズコミックフェス」にブース出展することをプレスリリースで発表。小学生女子と保護者を対象にコンタクトレンズの啓発活動を行います。

プレスリリースでは今回の活動においての目的をはじめ、出店ブースで実施する内容を紹介しています。加えて、これまでもコンタクトの安全啓発活動を推進していたことを記載することで、メニコンの目指す活動内容が見えてきます。記念日にちなんだ事例ではありませんが、「コンタクトレンズ」を扱う企業としての姿勢をイベントと絡めてうまく発信したプレスリリースです。

参考:小学生女子と保護者へ向けたコンタクトレンズの啓発活動をスタート!「ちゃお×りぼん ガールズコミックフェス」へのブース出展のご案内

事例2.コンタクトレンズ空ケース回収プロジェクトの贈呈式を告知

全国各地で海に関するさまざまなイベントを行う海と日本プロジェクト広報事務局は、CHANGE FOR THE BLUEしまね実行委員会によるコンタクトレンズ空ケースの回収プロジェクトに関するプレスリリースを配信。回収した空ケースと海洋プラスチックごみを再利用したオリジナルボールペンを作成し、プロジェクトに参加した松江市の高校生に贈呈します。

プレスリリースでは、贈呈式のイベント概要を表にしてわかりやすく記載。プロジェクト概要には、コンタクトレンズ専門店「アイシティ」を展開するHOYA株式会社アイケアカンパニーと松江市が連携して2022年6月よりスタートしたことを紹介しています。さらに、高校生を対象にコンタクトレンズの使用実態に関する調査結果も伝え、海洋汚染への対策について多くの人に知ってもらうきっかけへとつなげた構成がGOOD。

記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、「コンタクトレンズ」に関する取り組みとして参考になる事例です。

参考:コンタクトレンズ空ケース共同回収プロジェクト 海洋プラごみ+空ケースリサイクル オリジナルボールペンを高校生に贈呈!コンタクトレンズ流出調査の結果発表も行います!

事例3.「コンタクトレンズの日」に消費者実態調査の結果を配信

コンタクトレンズのさまざまな普及・啓発活動を行う一般社団法人日本コンタクトレンズ協会は、コンタクトレンズの正しい使用とさらなる普及に向けた消費者実態調査を毎年実施。9月10日の「コンタクトレンズの日」に、今年の結果をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、調査結果の解説とともに結果をグラフで掲載。注目すべき項目を赤枠で囲うなどの工夫がわかりやすくGOODです。また、川崎市立多摩病院の眼科部長松澤亜紀子先生や協会の会長川浦康嗣のコメントも掲載した読み応えのある構成が参考になります。記念日を制定した協会ならではの調査リリースです。

参考:【調査レポート】若年層のコンタクトレンズ購入時の都度眼科受診は1割以下、10代の4人に1人が一度も受診なし 男性の使用コンプライアンスが低下、10.8%が眼障害を発症

「コンタクトレンズの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「コンタクトレンズの日」は、コンタクトレンズに注目が集まりやすい日です。コンタクトレンズの製造・販売に携わっている企業や眼科などは、「コンタクトレンズの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「コンタクトレンズの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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