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カニカマの日(6月を除く毎月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日カニカマの日(6月を除く毎月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月を除く毎月22日は「カニカマの日」。今回は「カニカマの日」の意味や由来を解説します。

また、「カニカマの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、カニカマの製造に関わる企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「カニカマの日」の意味・由来とは?

6月を除く毎月22日は「カニカマの日」です。水産加工品などを製造する株式会社スギヨ(石川県七尾市)が制定しました。

日付は、かにのハサミの形状が漢字の「ニニ」と見えることに由来し、毎月22日を記念日に設定しています。ただし、6月22日はすでに「かにの日」に定められているため、本物のかにへ敬意を表し、対象から外されています。

かに風味かまぼこ「カニカマ」の魅力を広く伝えることを目的とした記念日のため、新商品の発表やコラボメニュー、キャンペーン企画などでも活用しやすいでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「カニカマの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「カニカマの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「カニカマの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「カニカマの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「カニカマの日」を元に発信をする流れ

「カニカマの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「カニカマの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「カニカマの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「カニカマの日」を広報PRに活かした事例

「カニカマの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「カニカマの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「カニカマの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.カニカマに合う地ビール開発へ向けクラウドファンディングを開始

カニカマの生みの親である株式会社スギヨは、金澤ブルワリーと共同で「カニカマに合う地ビール」を開発するプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングを開始したことを発表しました。企画は、2024年の能登半島地震から1年が経過する中、能登に関わる人々に“ワクワクする体験”を届けたいという思いから生まれたものです。

レスリリースでは、地震後の同社の歩みや地域への想いを示しながら、プロジェクトに至る背景を丁寧に説明。記念日由来の配信ではないものの、“カニカマの可能性を広げる取り組み”として、共感を促し協力者を募る構成が参考になります。

参考:能登発祥のカニカマに合う地ビールを 震災復興元年で開発に挑戦 株式会社スギヨ

事例2.カニカマを麺にした2025秋冬新商品を発売

カネテツデリカフーズ株式会社は、2025年秋冬の新商品として、鍋の〆にそのまま入れて使える「鍋が旨くなる おさかな麺」を発売したことをプレスリリースで発表しました。魚の加工技術を応用し、カニカマを麺状に仕上げたユニークな商品です。

プレスリリースでは、自社調査で明らかになった「鍋の〆がマンネリ化しがち」という声を背景に、魚介の旨みやたんぱく質が手軽に補える点など、商品が生まれた理由と機能性を具体的に紹介しています。“カニカマが麺に”という意外性を端的に伝えるタイトルも印象的。記念日とは直接関係しませんが、カニカマを起点にした新しい食べ方提案として、「カニカマの日」の切り口にも応用しやすい事例です。

参考:カニかまなのに麺!?「そのまま鍋に入れるだけ」で「たんぱく質」も摂れる!魚介の旨みで鍋をもっと旨くする「罪なき〆麺」が新登場!

事例3.バータイプのカニカマ商品2種類をリリース

一正蒲鉾株式会社は、「パクッとたんぱく ピリッと一味マヨinカニかまバー」と「パクッとたんぱく ぎっしり明太マヨinカニかまバー」の2品を発売したことをプレスリリースで発表しました。持ち運びしやすいバータイプで、間食でも手軽にたんぱく質を補える設計が特徴です。

プレスリリースでは、商品特性に加えて発売記念キャンペーンの情報も紹介し、店頭・オンライン双方での認知拡大を狙っています。記念日に直接関連する内容ではありませんが、カニカマの新しい食シーンを提案する事例として参考になるプレスリリースです。

参考:いちまさ(一正蒲鉾)初のバータイプ商品パクッとたんぱく カニかまバー新発売!

「カニカマの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「カニカマの日」は、カニカマの新しい楽しみ方や活用シーンを伝えるうえで活かしやすい記念日です。商品リリースやキャンペーン企画のタイミングとしても、ひとつの選択肢になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「カニカマの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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