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クロスワードの日(12月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日クロスワードの日(12月21日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月21日は「クロスワードの日」。今回は「クロスワードの日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「クロスワードの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にクロスワードやパズルの製作・書籍の販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「クロスワードの日」の意味・由来とは?

12月21日は「クロスワードの日」です。1913(大正2)年12月21日に、アメリカの新聞『ニューヨーク・ワールド』にクロスワードパズルが掲載されたことから、記念日として知られています

世界発の制作者と呼ばれているのは、ニューヨーク・ワールドの編集長であるアーサー・ウィン氏。当初はワードクロス・パズル(word-cross puzzle)の名前で掲載されていましたが、後にクロスワード(crossword)に改名され、1930年には辞書に収録されました。

現在では、日本でも定番のパズルゲームとして広く遊ばれています。クロスワードや関連のパズルを含む書籍も多数販売されているため、新商品のプレスリリースや、クロスワードにまつわるイベント情報の発信といった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

「クロスワードの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「クロスワードの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「クロスワードの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「クロスワードの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「クロスワードの日」を元に発信をする流れ

「クロスワードの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「クロスワードの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「クロスワードの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「クロスワードの日」を広報PRに活かした事例

「クロスワードの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「クロスワードの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「クロスワードの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.税務署のパビリオンでミッションや体験を楽しむイベント

子どもの職業・社会体験施設「キッザニア」を企画・運営するKCJ GROUP 株式会社は、公益財団法人・納税協会連合会とともに実施するイベント「TAX WEEK 2024」についてプレスリリースを配信しました。11月11日から17日までの「税を考える週間」にちなんで、期間限定で税務署のパビリオンを開設。

「クロスワードの日」とは異なる事例ですが、クロスワードパズルを用いたミッションを設け、オリジナルグッズのプレゼントも用意しています。親和性の高いキーワードの「〇〇週間」と組み合わせた企画と、開催の様子を写真とともに紹介したプレスリリースがGOODな広報PR施策です。

参考:こども達が「税を考える週間」に、税務職員の仕事を体験!

事例2.脳トレに関するアンケート調査結果をプレスリリースで公開

オンライン英会話サービスや英会話学校を運営する株式会社QQEnglishは、2024年8月21日と22日、50~70代の男女300人を対象にアンケート調査を実施。「脳トレ」に関するインターネット調査で、プレスリリースにてレポートを公開しました。

サマリーでは、クロスワードや数独のほかに、オンライン英会話が脳を活性化させることがわかった点をピックアップしています。「クロスワードの日」に関連した事例ではありませんが、関心を引きやすいキーワードを複数記載することで、幅広い層へ有益情報を届けているのがGOOD。グラフや表を用いながら結果の詳細を解説した構成も参考になるでしょう。

参考:【シニアの約3人に2人が脳トレに興味】実は、マンツーマン英会話が脳トレに効果あり⁉QQEnglish敬老の日調査

事例3.ナンプレを110問収録した雑誌が新発売

株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社Gakkenは、新刊本『学研のマス目が大きいナンプレVOL.2』のプレスリリースを配信しました。数字を用いてマスを埋めるゲーム「ナンバープレース」を、110問収録したパズル雑誌です。

一般的なナンプレとは異なり、マス目の大きさを強みとしているのが特徴。こちらも「クロスワードの日」の事例ではありませんが、新商品ならではの魅力を積極的に発信し、同様のコンテンツに関心がある人へアプローチしています。

参考:第1号の好評にお応え! Gakkenから人気パズル「ナンバープレース」の専門誌『学研のマス目が大きいナンプレ』のVOL.2が発売! 「ハイクオリティ」な問題を1問1ページ、全110問収録です

「クロスワードの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月21日の「クロスワードの日」は、パズルゲームのなかでもクロスワードに注目が集まりやすい日です。出版業界の方や、クロスワードの製作・企画に関わっている方にとっては特に、「クロスワードの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「クロスワードの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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