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文化の日(11月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日文化の日(11月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月3日は「文化の日」。今回は「文化の日」の意味や由来を解説します。

また、「文化の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に11月ならではのイベント・キャンペーンを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「文化の日」の意味・由来とは?

11月3日は「文化の日」です。1948(昭和23)年、「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として、国が指定しました。

11月には多様な記念日が制定されていますが、「文化の日」は日本国内で広く知られている国民の祝日のひとつです。

商材カテゴリや地域を問わず、毎年さまざまな企業・団体が「文化の日」にちなんだ広報PR活動を行っています。文化・歴史的な遺産を公開したり、日本文化にまつわる商品・書籍を紹介したりといった活動にも有用な記念日といえるでしょう。

「文化の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「文化の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「文化の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「文化の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「文化の日」を元に発信をする流れ

「文化の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「文化の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「文化の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「文化の日」を広報PRに活かした事例

「文化の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「文化の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「文化の日」恒例の無料開放についてプレスリリースで紹介

公益財団法人・アイヌ民族文化財団は、2024年11月3日の「文化の日」に合わせて、ウポポイ(民族共生象徴空間)を無料開放することを発表しました。本企画が毎年恒例であることに触れたうえで、施設の特徴や特別企画などについてプレスリリースで紹介しています。

「文化の日」に特化した広報PR施策であることはもちろん、無料開放によって潜在層へ効果的にアプローチしたのがGOOD。特別企画についてはひとつずつメインビジュアルも掲載し、同施設ならではの独自性を発信しています。

参考:【ウポポイ】北海道白老町|毎年恒例「文化の日」は無料でアイヌ文化に触れる

事例2.50年以上続く「文化の日」の茶会イベント

一般社団法人・お茶結びプロジェクトは、秋の恒例行事である「福岡市民大茶会」の開催情報をプレスリリースで発表しました。2024年11月3日の「文化の日」に、福岡市民が誰でも気軽に参加できる茶会として知られるイベントです。

プレスリリースには記念日のほか、「茶の湯文化の町」「56年続く」など、地域ならではの魅力や歴史がわかるキーワードを盛り込んだのがGOOD。開催日に先駆けてプレスリリースを配信することで、メディア関係者はもちろん近隣住民へのアプローチにも効果が期待できます。

参考:茶の湯文化の町・福岡 令和6年11月3日(文化の日) 第56回 福岡市民大茶会 開催のお知らせ

事例3.「文化の日」に美術館の無料開放&親子向けイベントを展開

神奈川県横須賀市はプレスリリース配信にて、11月3日の「文化の日」に横須賀美術館を無料開放することを発表しました。さらに「第22回 観音崎フェスタ」と題し、親子向けのイベント企画も展開。

プレスリリースでは11月3日に実施する企画展や、無料周遊バスの運行についても紹介しています。プレスリリース自体はシンプルですが、メディア関係者を中心に認知を広めることで、多くの人の興味・関心を高めた好事例といえるでしょう。

参考:文化の日(11月3日)は横須賀美術館無料観覧日です

事例4.品川から横浜を巡る「文化の日」特別クルーズを提供

株式会社クルーズクラブ東京は、2024年11月3日の「文化の日」に「秋の東京湾クルーズ 三港巡り旅」と題した運行プランを提供することを発表しました。食事や飲み物を楽しみながら、品川から川崎、横浜を巡る特別クルーズです。

プレスリリースでは「文化の日」限定の企画であることに触れたうえで、ルートについて写真とともに紹介。2023年の様子がわかる写真を掲載することで、読み手のイメージアップにつなげています。

参考:【ザ・クルーズクラブ東京】11月3日 文化の日 「秋の東京湾クルーズ 三港巡り旅」<天王洲アイル~川崎~横浜>ランチクルーズ・アフタヌーンクルーズ

「文化の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月3日の「文化の日」は、歴史や日本文化を題材にした商品・イベントに注目が集まりやすい日です。関連のイベント企画を検討している方や、秋季ならではの広報PRを検討している方にとっては特に、「文化の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「文化の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

「文化の日」をプレスリリースに活用する際は、「トレンド徹底活用術 文化の日編」を参考にしてみてくださいね。

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