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大寒(1月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日大寒(1月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月20日は「大寒」。今回は「大寒」の意味や由来を解説します。

また、「大寒」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に寒い時期に適した商品・サービスを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「大寒」の意味・由来とは?

2024年の1月20日は「大寒」です。「大寒」は、二十四節気のひとです。小寒から立春の前日までのちょうど真ん中あたりである1月20日頃の1年でもっとも寒い時期を指します。また、1月19日ごろから2月3日までの期間を「大寒」と呼ぶこともあります。

「大寒」は、全国各地で1年の最低気温が記録されることも多く、「大寒」の朝の水は腐らないなどといわれることも。水の冷たさや寒さで雑菌が繁殖しにくいことから、昔からこの時期に仕込まれた味噌は「寒仕込み」といわれるなど、「大寒」を活かした食品製造法もあります。

「大寒」をきっかけに広報PR活動をする効果

「大寒」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「大寒」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「大寒」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「大寒」を元に発信をする流れ

「大寒」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「大寒」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「大寒」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「大寒」を広報PRに活かした事例

「大寒」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「大寒」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「大寒」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「大寒」「シマエナガの日」にちなんで書籍情報を発信

株式会社KADOKAWAは、2024年12月11日に発売する『もふもふいっぱい! シマエナガのまちがいさがし』のプレスリリースを配信しました。「大寒」に合わせて制定された「シマエナガの日」にちなんで、本書の収録内容やサンプルを紹介しています。

記念日に先駆け、日本人に馴染みのある「大寒」と、独自性の高い「シマエナガの日」の2つのキーワードをプレスリリースに明記し、幅広い層に魅力を伝えたのがGOODポイント。さらに間違い探しのサンプル画像を複数掲載し、生活者の興味・関心を惹いています。

参考:【大寒(2025年は1月20日)は「シマエナガの日」】むずかしいのに癒やされる!『もふもふいっぱい! シマエナガのまちがいさがし』が登場!

事例2.「大寒」や「立春」など暦に合わせた日程限定バーをオープン

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドは、ザ・プリンス パークタワー東京でオープンするバー「The TOWER BAR -Winter-」のプレスリリースを配信しました。2025年1月24日から2月24日までの、計16日間の日程限定で展開する企画です。

こちらは「大寒」に特化したプレスリリースではありませんが、「大寒」から「立春」など暦が変わる中で、それぞれのシーズンに応じたメニュー展開を強みとしています。メニュー写真はもちろん、体験プランのイメージ写真を掲載したのもGOODな好事例です。

参考:香ばしい香りに包まれる“お茶煎り”で和文化を体験 こたつで暖を取る和空間「The TOWER BAR -Winter- 」開催【ザ・プリンス パークタワー東京】

事例3.「大寒」シーズンの伝統行事をプレスリリースでレポート

ひかり味噌󠄀株式会社は、年に一度の恒例行事として知られる味噌の仕込み「大寒仕込み」を実施し、プレスリリースでレポートを公開しました。毎年「大寒」の時期に行われる伝統行事です。

レポートでは、行事の意味やその効果などについて触れています。特に「大寒仕込みの味噌の特徴」と項目を設け、特別な商品となる点に訴求したのがGOOD。企業や団体が毎年実施するイベント企画をこのように発信することで、メディア関係者だけでなく生活者の目にも届くきっかけとなるでしょう。

参考:ひかり味噌󠄀 年に一度の「大寒仕込み」を実施

「大寒」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「大寒」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

1月20日頃の「大寒」は、1年で最も寒い日(期間)といわれていることから、その時期にしかできないイベントを開催するのも一案です。寒い時期だからこそアピールできる自社製品・サービスを「大寒」に絡めたプレスリリースで紹介するのもよいでしょう。

「大寒」をうまく活用した効果的な広報PR活動を検討してみてはいかがでしょうか。

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