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データ見える化の日(10月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日データ見える化の日(10月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月3日は「データ見える化の日」。今回は「データ見える化の日」の意味や由来を解説します。

また、「データ見える化の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にIT業界の方や、データ活用を通して自社の商品・サービスをPRしたい企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「データ見える化の日」の意味・由来とは?

10月3日は「データ見える化の日」です。株式会社プラスアルファ・コンサルティングが制定しました。デジタルデータはすべて1と0で表現、構成していることから10月に。また、10と3で「デー(10)」「タ見(3)える化」と読む語呂合わせから、10月3日としたものです。

同社は、マーケティングソリューション事業を展開しており、顧客体験フィードバックシステム「見える化エンジン」の開発、運営を行っています。デジタル化が進み多くのデータが蓄積されていく昨今、あらゆるデータの活用は無限の可能性があります。

「データ見える化の日」を通して、データの見える化やその活用に関心を持ってもらい、技術の進歩を後押しすることが目的です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「データ見える化の日」をきっかけに広報PR活動する効果

データ見える化の日は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、データ見える化の日に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。データ見える化の日をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「データ見える化の日」を元に発信をする流れ

データ見える化の日をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.データ見える化の日の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「データ見える化の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「データ見える化の日」を広報PRに活かした事例

「データ見える化の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「データ見える化の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「データ見える化の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.CO2の見える化で環境改善を目指す2社が業務提携を発表

ESG評価クラウドサービスや転職プラットフォームなどを展開するアスエネ株式会社は、株式会社リバスタと業務提携することをプレスリリースで発表しました。CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」と、算出・可視化クラウドサービス「TansoMiru」などを活用し、建設業の脱炭素化支援を目指す取り組みです。

「データ見える化の日」のプレスリリースではありませんが、業務提携をきっかけに情報を発信することで、両社の認知拡大を図った好事例。2社の企業ロゴを掲載したり、業務提携の背景と関係者のコメントを掲載したりといった構成がGOODです。

参考:CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」と建設業特化SaaSのリバスタが業務提携に向け基本合意

事例2.Googleツールで仕事を効率化する書籍を新発売

IT関連メディア事業を展開する株式会社インプレスホールディングスは、Googleスプレッドシートの使い方を収録した書籍『できるGoogleスプレッドシート』の発売情報をプレスリリースで発表しました。仕事の効率化を目的とした解説本です。

こちらも「データ見える化の日」の事例ではありませんが、「共同編集・情報の見える化」とメリットを明記したタイトルが特徴。読むべき層がわかりやすいよう、「以下のような方におすすめ」と項目を設けたのもGOODな好事例です。

参考:共同編集・情報の見える化で仕事が捗る!『できるGoogleスプレッドシート』を 2024年9月18日(水)に発売

事例3.店頭状況を見える化するシステムの提供をスタート

インパクトホールディングス株式会社は、フィールドマーケティング事業を展開する連結子会社、インパクトフィールド株式会社に関するプレスリリースを配信。店頭活動DXプラットフォームの拡張機能として、店頭状況の把握や分析業務を効率化するシステムの提供開始を発表しました。

プレスリリースでは分析システムの概要を説明したうえで、実際の分析画面を写真で紹介したのがGOOD。開発の背景に触れるだけでなく、β版を先行利用した企業のコメントを掲載することで、システムの魅力やメリットを客観的に伝えています。

参考:AI画像解析で商品陳列状況をリアルタイムに数値化・見える化、AIで40%工数削減 買い場分析システム「ShareWatcher」、消費財メーカー向けに9月17日(火)より提供開始

「データ見える化の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「データ見える化の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

10月3日「データ見える化の日」は、IT技術を通したデータ活用に注目が集まりやすい日です。デジタルツールを通してデータを有効活用する企業の方や、ITシステムに関する製品を販売する企業の方にとっては特に、「データ見える化の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

今回ご紹介したお伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「データ見える化の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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