イクラの日
12月2日は「デーツの日」。今回は「デーツの日」の意味や由来を解説します。
また、「デーツの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、ヒントになる関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、調味料の開発・製造に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「デーツの日」の意味・由来とは？
12月2日は「デーツの日」です。2020年、お好みソースをはじめ、さまざまな調味料を開発・製造・販売するオタフクソース株式会社によって制定されました。
日付は、英語で12月を意味する「December」の頭文字「D」と、数字の2で「デー（D）ツ（2）」と読む語呂合わせが由来。デーツに関する情報を発信し、その魅力やメリットを多くの人に知ってもらうことが制定の目的です。
デーツとは、ナツメヤシと呼ばれる植物の実を完熟させたドライフルーツのこと。お好みソースの原材料としても使われており、栄養価の高さが魅力です。
比較的新しく制定された記念日のため「デーツの日」に特化した企画は少ないものの、デーツを用いた食品・調味料の広報PR活動に活かせるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「デーツの日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「デーツの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「デーツの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「デーツの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「デーツの日」を元に発信をする流れ
「デーツの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1．「デーツの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2．コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3．自社サービスやプロダクトと「デーツの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4．発信するコンテンツを作成する
STEP5．媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「デーツの日」を広報PRに活かした事例
「デーツの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「デーツの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「デーツの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1．デーツブランド「Myjool」の輸入を開始
ドライフルーツ・ナッツの専門商社である株式会社三海は、「メジョール種」のデーツブランド「Myjool（マイジョール）」の輸入開始と日本での本格展開をプレスリリースで発表しました。
プレスリリースではドライフルーツの専門家たちにより、次のトレンドを「デーツ」と予測し魅力を紹介しています。デーツの栄養価の説明に加え、味についてはモニター調査結果を引用するなど、客観的なデータでMyjoolの強みを伝えている点がGOODです。
記念日にまつわるプレスリリースの配信ではありませんが、独自の視点でデーツの情報をまとめた参考事例です。デーツに関する商品の広報PRの際には、「デーツの日」と絡めて発信するのもおすすめです。
参考：【お取引先大募集！】Myjool（マイジョール）で「デーツチャージ」始めよう！これからの季節に検索トレンドに乗る「奇跡の果実」を創業70年のパイオニアが本格展開！
事例2．デーツを使用したボディスクラブを販売
ナチュラルコスメブランド「LUSH」を展開するラッシュジャパン合同会社は、イースターの時期に合わせ、「イースター限定コレクション」を発売することをプレスリリースで発表しました。デーツを使用したボディスクラブを含む全35種類を全国78店舗・公式オンラインストアで展開します。
プレスリリースではイースターにちなんだかわいらしいパッケージとともにテクスチャーのわかる写真を紹介。見た目だけでなく使用感が想像しやすいようにまとめられている点がGOODです。「デーツの日」に関する事例ではありませんが、デーツを使ったアイテムをはじめそれぞれの商品の魅力が伝わるプレスリリースの構成が参考になる事例です。
参考：ナチュラルコスメブランド LUSHから「イースター限定コレクション」全35種を2月29日（木）より全国78店舗・公式オンラインストアにて発売
事例3．人気のアサイーボウルを数量限定で店頭販売
株式会社フルッタフルッタは、「フローズン アサイーボウル」のプレスリリースを発表しました。タリーズコーヒージャパン株式会社が展開する店舗にて、同商品を数量限定で発売する取り組みです。
今回発売するアサイーボウルは、アガベシロップやデーツで甘みを加えたアサイーソルベと、ブルーベリーやココナッツなどをトッピング。数量限定販売で来店を促すだけでなく、潜在顧客の認知拡大・利用促進にも効果が期待できるプレスリリースです。
参考：7年ぶりの復活！タリーズコーヒーにて「フローズン アサイーボウル」2022年8月5日（金）より数量限定発売
「デーツの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
12月2日の「デーツの日」は、調味料の原料に用いられるデーツに注目が集まりやすい日です。調味料の開発に携わっている方や、ドライフルーツを中心に製造・販売している企業の方にとっては特に、「デーツの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「デーツの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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