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おかねを学ぶ日(8月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日おかねを学ぶ日(8月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月29日は「おかねを学ぶ日」。今回は「おかねを学ぶ日」の意味や由来を解説します。

また、「おかねを学ぶ日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に金融教育に関する商品やサービスを扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「おかねを学ぶ日」の意味・由来とは?

8月29日は「おかねを学ぶ日」です。ファイナンシャルコンサルティング事業をはじめ、金融教育ベンチャーとしてサービスを展開する株式会社ABCash Technologiesによって制定されました。

日付は、西暦708年8月29日(和銅元年8月10日)に、日本初の流通貨幣として「和同開珎」が発行された出来事にちなんでいます。

金融教育の必要性が高まっていることを背景に、教育活動をサポートすることが記念日制定の主な目的です。近年では、小・中・高等学校の授業で金融教育が取り入れられるなど、その需要も高まっています。

子どもや若者世代に向けた広報PR活動はもちろん、資産運用に取り組む人に向けたプレスリリースを配信するなど多様な企画に活かしやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「おかねを学ぶ日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「おかねを学ぶ日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「おかねを学ぶ日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「おかねを学ぶ日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「おかねを学ぶ日」を元に発信をする流れ

「おかねを学ぶ日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「おかねを学ぶ日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「おかねを学ぶ日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「おかねを学ぶ日」を広報PRに活かした事例

「おかねを学ぶ日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「おかねを学ぶ日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「おかねを学ぶ日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.株式投資を例え話でわかりやすく学ぶ入門書

環境に配慮し、在庫を持たない地球にやさしい出版を目指すM3WE合同会社は、新刊『高校生・大学生のための初めて学ぶ株式投資』のプレスリリースを配信しました。株式投資に興味を持つ高校生・大学生を対象に、入門書として投資についてまとめた解説本です。

プレスリリースのアイキャッチには、本書によってどういうことが学べるのかがわかるように情報をまとめたものを掲載。本の内容がわかる動画と特徴を記したのち、本誌の紹介として目次、各ページを画像とともに載せ、書籍の強みやメリットを可視化しながら訴求したプレスリリースがGOODです。記念日にちなんだ発信ではありませんが、おかねについて学ぶ書籍の紹介として参考になる事例ではないでしょうか。

参考:新刊「高校生・大学生のための初めて学ぶ株式投資」の予約受付開始

事例2.夏休みに「おかね」を学ぶオンライン特別イベント

金融教育サービスを提供する株式会社Linkardは、高校生で知っておきたいライフプランニング、お祭り屋台経営から学ぶ「おかね」のこと、と題した2つのイベントを開催。中学生以上を対象に、ライフプランニングや「おかね」について学ぶオンライン金融教育企画の詳細をプレスリリース配信しました。

プレスリリースの内容はシンプルですが、2つのイベント概要をそれぞれ項目に分けて紹介し、「参加によって得られること」にも訴求しているのがポイント。記念日に関する事例ではありませんが、金融教育に興味がある高校生だけでなく、保護者層へのアプローチにも効果が期待できる好事例です。

参考:【株式会社Linkard】夏休みオンライン金融教育イベント<高校生で知っておきたいライフプランニング><お祭り屋台経営から学ぶ「おかね」のこと>開催のご案内

事例3.金融リテラシーに関する実態を独自調査

三井住友信託銀行株式会社が設置する「三井住友トラスト・資産のミライ研究所」は、関連業種事業者を除く全国の18〜69歳男女11,190人を対象に「金融リテラシー度とファイナンシャル ウェルビーイングに関する実態調査」を実施し調査リリースを発表しました。

調査リリースでは冒頭に、今回スコア化した項目や調査概要、主な結果などを「ポイント」として紹介。さらに図表を用いながら、それぞれの結果について詳細を訴求しています。

「おかねを学ぶ日」に特化した広報PRではありませんが、金融業界と関連性の深いテーマをもとにコンテンツ化した事例として参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:令和の“金融リテラシー”事情 ~金融リテラシー度が高い人はどんな人?

「おかねを学ぶ日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「おかねを学ぶ日」は、お金にちなんだ企画の中でも金融教育に注目が集まりやすい日です。金融関連の企業に務める方はもちろん、資産運用などのサービス提供に携わっている方にとっては特に、「おかねを学ぶ日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「おかねを学ぶ日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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