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起業を応援する日(6月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日起業を応援する日(6月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月27日は「起業を応援する日」。今回は「起業を応援する日」の意味や由来を解説します。

また、「起業を応援する日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にスタートアップ支援に取り組んでいる自治体広報や金融機関、採用・転職支援などを行っている企業は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「起業を応援する日」の意味・由来とは?

6月27日は「起業を応援する日」です。会計などのバックオフィス業務を支援するクラウド型ソフトウェアの提供を行うfreee株式会社が制定しました。

「ふつうの人がフツーに起業」することを応援し、よりその人らしく生きていける社会の実現に貢献していくことを目的にしています。

日付は「もっと自分らしい生き方、働き方に夢(6)中に(2)な(7)る」と読む語呂合わせが由来です。

また6月27日は国連で定められた「零細・中小企業デー」でもあります。起業・転職を支援する企業だけでなく、クラウドソーシングやビジネスチャットツールなどのサービスを提供している企業が、起業に役立つ情報と絡めて発信することで、効果的な広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「起業を応援する日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「起業を応援する日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「起業を応援する日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「起業を応援する日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「起業を応援する日」を元に発信をする流れ

「起業を応援する日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「起業を応援する日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「起業を応援する日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「起業を応援する日」を広報PRに活かした事例

「起業を応援する日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「起業を応援する日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「起業を応援する日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.6月を起業支援強化月間として特別イベントの開催を発表

「起業を応援する日」を制定したfreee株式会社は、6月を起業支援強化月間として特別イベント「起業おうえんFESTA」を開催することを発表しました。

6月1日〜27日のイベント期間中には、起業に必要なアレコレが当たる「起業おうえん大抽選会」や、起業のいろはが学べる「起業おうえんセミナー」、リアルイベントで起業家たちが集う「起業時代マルシェ2023@Osaki」など起業・開業希望者を応援するさまざまなイベントを開催。

プレスリリースでは各種イベントの概要や特設サイトの解説を発信。キャンペーンと特設サイトを同時進行で進めることで、より多くの人にイベント開催と自社事業を広報PRしています。

参考:freee、 6月を起業支援強化月間としてイベント「起業おうえんFESTA」を開催

事例2.京都の魅力を発信する第3弾プロジェクトの展示を発表

株式会社 大丸松坂屋百貨店は、京都信用金庫と共同で実施する「みっけ!kyoto」第3弾プロジェクトの展示を発表しました。

「みっけ!kyoto」は、「まだ知られていない京都の魅力に気づいてほしい、見つけてほしい!」という思いからはじまった、クラウドファンディングと店舗・施設を融合した京都の魅力発信プロジェクトです。

「起業を応援する日」に合わせたプレスリリースではありませんが、写真をふんだんに盛り込みながら、各プロジェクトの魅力や店舗の思いを効果的に発信。起業・開業希望者の興味を引く内容になっている点がGOODポイントです。

また、プロジェクト立ち上げの背景や街づくりに対する思いも書かれていて、地域ブランディングや街おこしなどの事業に携わる自治体広報の担当者にとって参考になるプレスリリースになっています。

参考:京都の魅力発信プロジェクト〈みっけ!kyoto〉第3弾プロジェクトを展示!<大丸京都店>

事例3.スタートアップに影響の大きい「インボイス制度」のオンラインセミナー開催を発表

株式会社ツクリエは、インボイス制度を紐解くオンラインセミナー「10月開始まで残りわずか!『インボイス制度 直前対策講座』」の開催を発表しました。

開催日は「起業を応援する日」でもある6月27日。同社が東京都から運営受託する「東京コンテンツインキュベーションセンター(以下、TCIC)」の主催で、インボイス制度の基礎的な部分から、令和5年度の改正による変更点の説明など、スタートアップや起業を希望する方が理解しておくべき最新情報を解説します。

こちらも「起業を応援する日」にちなんだプレスリリースではありませんが、起業・開業希望者を応援する取り組みを発信することによって、自社のイメージアップにつなげている事例です。

参考:スタートアップに影響の大きい『インボイス制度』を紐解くオンラインセミナーを、6月27日(火)に開催

「起業を応援する日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「起業を応援する日」は、スタートアップの誘致に取り組む自治体や、会計関連のサポートをしている税理士事務所や会計事務所、転職支援やコンサルティングなどの事業を行っている企業に注目が集まりやすい日です。

「起業を応援する日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。起業に関する役立つ情報を発信しながら、自社の魅力を広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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