
イクラの日
3月21日は「アジフライの日」。今回は「アジフライの日」の意味や由来を解説します。
また、「アジフライの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、アジを使った商品を扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
3月21日は「アジフライの日」です。鳥取県境港市に本社を構え、アジフライカンパニーとして製造販売などを手掛ける、株式会社角屋食品によって制定されました。
日付は、アジを漢字で「鯵(魚へんに参=3)」と書くことから3月、フライを「フ(2)ライ(1)」と読む語呂合わせから21日としたのが由来。
日本のソウルフードのひとつでもあるアジフライのおいしさと魅力を発信し、より多くの人々に味わってもらうことが、記念日制定の目的です。さらに「海洋資源の保護活動に関心を持ってもらいたい」という願いも込められています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「アジフライの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「アジフライの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「アジフライの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「アジフライの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「アジフライの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「アジフライの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「アジフライの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「アジフライの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「アジフライの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
ラブエフエム国際放送株式会社(LOVE FM)は、「松浦アジフライパーク」と題したイベントの開催を決定し、プレスリリースで発表しました。長崎県の松浦氏が誇る「松浦アジフライ」にフォーカスし、フードメニューやトークイベントなどを展開するプログラムです。
「アジフライの日」に合わせた発信ではありませんが、地域ならではの食材・料理をピックアップした企画内容を、プレスリリースで積極的に発信することで認知拡大効果に寄与しています。ポスター画像を掲載したうえで、プログラムの詳細を紹介した構成も参考になる好事例です。
参考:日本一のアジの水揚げ量を誇る長崎県・松浦市の魅力をシェアするイベント「松浦アジフライパーク」開催決定!
株式会社グリーンハウスフーズは、「とんかつ新宿さぼてん」にて発売するメニュー「アジフライ」のプレスリリースを配信。長崎県五島列島沖産の真アジを使用したアジフライを、季節限定メニューとして発売しました。
記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、メニューの内容がわかる写真が丁寧に掲載されており、ビジュアル面が参考になる事例です。季節性が伝わるタイトルの付け方も真似たいポイントです。
参考:“この時期さぼてん一番人気”の季節メニュー!ジューシーで肉厚な五島列島沖産「アジフライ」を6/1より販売開始
EC支援事業などを手掛けるLR株式会社は、鳥取県境港市の角屋食品が提供する返礼品についてプレスリリースを配信しました。人気キャラクター「すみっコぐらし」と、高級アジフライの2種類のラインナップを紹介しています。
商品写真はもちろん、コラボレーション企画の動画を掲載したプレスリリース内容がGOODです。プレスリリースの後半では「こだわり」と見出しで、企業ならではの独自性を訴求して信頼性をアップしたのも特徴。「アジフライの日」に関連した事例ではありませんが、自社独自の取り組みや商品企画を発信する広報PR施策として参考になります。
参考:アジフライカンパニーが作る究極の逸品「すみっコぐらし」コラボも! 鳥取県・境港市のふるさと納税返礼品に登場
3月21日の「アジフライの日」は、魚料理の中でもアジフライに注目が集まりやすい日です。食品の製造に携わっている方や、アジフライを使った商品企画・開発などを行う企業の方にとっては特に、「アジフライの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「アジフライの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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