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確定拠出年金の日(10月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日確定拠出年金の日(10月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月1日は「確定拠出年金の日」。今回は「確定拠出年金の日」の意味や由来を解説します。

また、「確定拠出年金の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、金融機関や確定拠出年金の導入企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「確定拠出年金の日」の意味・由来とは?

10月1日は「確定拠出年金の日」です。年金加入者が自ら資産形成を賢く選択するような効果的な教育を、中立の立場で支援する特定非営利活動法人「確定拠出年金教育協会」が制定しました。

確定拠出年金法が施行された2001年10月1日を踏まえ、この日が記念日に。本協会では、日頃から確定拠出年金に関する調査やセミナーを行っています。

確定拠出年金の導入を支援する金融機関や団体に加え、制度を導入・運用している企業の広報PRにも活用できる記念日です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「確定拠出年金の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「確定拠出年金の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「確定拠出年金の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「確定拠出年金の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「確定拠出年金の日」を元に発信をする流れ

「確定拠出年金の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「確定拠出年金の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「確定拠出年金の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「確定拠出年金の日」を広報PRに活かした事例

「確定拠出年金の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「確定拠出年金の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「確定拠出年金の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.企業型確定拠出年金導入への対応力を高めるため新オフィスを開設

株式会社アーリークロスは、2025年9月1日に東京オフィスを開設しました。企業型確定拠出年金(DC)の導入を検討する首都圏の企業やパートナーへの対応力を高めるための新拠点であることを、プレスリリースで発表しています。

プレスリリースでは、新オフィス開設の背景や代表コメントを通じて、導入支援への意欲や企業姿勢を示している点がGOODです。記念日に絡めたプレスリリースではありませんが、新オフィスの開設を契機に配信し、確定拠出年金の導入促進を後押しする事例です。

参考:株式会社アーリークロス、東京オフィスを新設 ー 首都圏における企業型確定拠出年金(DC)支援体制を強化

事例2.「確定拠出年金(DC) 3万6000人調査」の結果を発表

一般社団法人確定拠出年金・調査広報研究所は、浦田経営金融ラボ合同会社と共同で「確定拠出年金(DC) 3万6000人調査」の結果をプレスリリースで発表しました。本調査では、「運用は好調」との回答が多い一方で、「老後財源としての存在感はNISA等に劣後している」ことが示されています。

プレスリリースでは、調査結果のポイントや各代表者のコメントを冒頭でまとめ、確定拠出年金の現状や今度の展望に触れています。記念日にちなんだ発信ではありませんが、確定拠出年金に対する近年の傾向を数値やコメントとともに伝え、導入を検討する際の参考となる調査リリースの事例です。

参考:制度創設から25年目 確定拠出年金(DC) 3万6000人調査 を発表

事例3.従業員を支援するため企業型確定拠出年金制度を導入

BtoB総合サービス業を展開する株式会社BtoBホールディングスは、2025年8月1日より企業型確定拠出年金制度を導入したことをプレスリリースで発表しました。従業員の長期的な資産形成を支援し、安心して働ける環境づくりをめざす取り組みです。

プレスリリースでは、タイトルで導入背景をわかりやすく示しています。既存の福利厚生制度についても紹介し、労働環境の充実を訴求している点がGOOD。記念日に合わせた発信ではありませんが、確定拠出年金の導入をプレスリリースで伝えることで、企業価値向上を打ち出す参考事例となります。

参考:【BtoBホールディングス】従業員の長期的な資産形成を支援 8月1日より「企業型確定拠出年金制度」を導入

「確定拠出年金の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「確定拠出年金の日」は、確定拠出年金に関する調査結果や導入事例に注目が集まりやすい日です。導入支援を実施している企業や、制度を導入している企業にとっては特に、「確定拠出年金の日」を切り口として自社サービスの魅力や企業姿勢を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「確定拠出年金の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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