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日記の日(6月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日日記の日(6月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月12日は「日記の日」。今回は「日記の日」の意味や由来を解説します。

また、「日記の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に日記アプリを開発している企業や、日記機能のあるコミュニティサービスを運営している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「日記の日」の意味・由来とは?

6月12日は「日記の日」です。1942年のこの日、ユダヤ系ドイツ人の少女アンネ・フランクによって『アンネの日記』が書き始められたことに由来しています。

アンネの家族は、ナチス・ドイツのユダヤ人迫害を逃れてアムステルダムの隠れ家に身を隠しました。日記帳は隠れ家に入る少し前の13歳のアンネの誕生日に、父から贈られたものです。

この日記は、少女アンネが隠れ家で過ごした1942年6月12日から1944年8月1日までの約2年間が記録されています。アンネの死後、父オットーの尽力によって出版。60以上の言語に翻訳され、2,500万部を超える世界的ベストセラーとなりました。

「日記の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「日記の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「日記の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「日記の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「日記の日」を元に発信をする流れ

「日記の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「日記の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「日記の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「日記の日」を広報PRに活かした事例

「日記の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「日記の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。いずれも記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、日記に関連した広報PRとなっています。

事例1.アンネ・フランクの生涯をまとめた伝記マンガを発売

株式会社学研ホールディングスは、グループ会社の株式会社Gkkenから発売される『学研まんが 日本と世界の伝記 アンネ・フランク』のプレスリリースを配信しました。第二次世界大戦中に自身の生活をつづった『アンネの日記』の作者である、アンネ・フランクにフォーカスした伝記です。

「日記の日」とは異なるプレスリリースですが、記念日に深く関連する広報PR事例として参考になります。また、収録内容がわかるよう複数のページ画像を掲載したことにより、本書のイメージが伝わりやすくGOODです。

参考:戦争に翻弄された少女の生涯が、平和のあり方を問いかける。世界情勢が揺れる今こそ読みたい『学研まんが 日本と世界の伝記 アンネ・フランク』発売。

事例2.海外生活日記のコミックエッセイが電子書籍で販売開始

株式会社KADOKAWAは、新刊『月収5万エジプト在住 まあ死なんやろ日記』の発売情報をプレスリリースで公開しました。オカリナのオンラインレッスン講師として海外生活を送る著者の日常を、マンガで紹介するコミックエッセイです。

電子書籍には、Web未掲載の描き下ろしを50ページ以上収録している点にも触れています。「日記の日」の事例ではありませんが、著者を知らない潜在層の目に留まりやすいアイキャッチや、本書ならではのユニークなストーリーに触れたアピールポイントがGOODです。

参考:貧乏だけどなぜか幸せ!海外移住マンガ「月収5万エジプト在住 まあ死なんやろ日記」が電子書籍化 WEB未掲載描き下ろしも50P以上収録

事例3.エコー写真が残せる機能を妊娠記録・日記アプリで提供

結婚・出産・受験などライフイベントの悩みや課題解決に向けた支援サービスを提供するアマネファクトリー株式会社は、妊娠記録と日記を残せるアプリ「トツキトオカ」に関するプレスリリースを配信しました。エコー写真の保存機能を実装し、新機能としてリリースが決定。

感熱紙のエコー写真をずっと残せるのが魅力的で、スマホアプリならではの利便性・汎用性にも触れています。こちらも「日記の日」の事例ではありませんが、プレスリリースで新機能のアピールとあらためてアプリの紹介を展開した読みやすい記事構成が参考になります。

参考:【エコー写真無料印刷】妊娠記録・日記アプリ「トツキトオカ」が、毎回9枚まで無料で印刷できる!海外向け「エコー写真無料印刷」を開始しました。

「日記の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「日記の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

日記に関連するサービスや製品を扱っている企業は、記念日に合わせたキャンペーンやイベントを行ってみるのも一案です。日記アプリ、コミュニティサイトなどを運営している企業は「日記の日」に合わせたプレスリリースを発信するのも一案です。

記念日をうまく利用することで、自社サービスや製品をより多くの人に知ってもらえるのではないでしょうか。

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