PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
電子書籍の日(2月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日電子書籍の日(2月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月17日は「電子書籍の日」。今回は「電子書籍の日」の意味や由来を解説します。

また、「電子書籍の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に出版業界の方や、書籍配信サービス事業などを展開している企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「電子書籍の日」の意味・由来とは?

2月17日は「電子書籍の日」です。総合電子書籍ストア「BookLive!」がサービスを開始した2011年2月17日を記念し、株式会社BookLiveが制定。電子書籍の認知度向上や利用促進、電子書籍市場の拡大と豊かな読書体験の提供を目的としています。

「電子書籍の日」と似た記念日としては、8月16日の「電子コミックの日」や、10月27日の「読書の日」などがあります。これらの記念日とうまく使い分けながら、「電子書籍」のキーワードと親和性の高い商品・サービスの情報を発信したり、「電子書籍の日」に絡めてプレスリリースを配信したりするといった広報PR施策に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「電子書籍の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「電子書籍の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「電子書籍の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「電子書籍の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「電子書籍の日」を元に発信をする流れ

「電子書籍の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「電子書籍の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「電子書籍の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「電子書籍の日」を広報PRに活かした事例

「電子書籍の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「電子書籍の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「電子書籍の日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.書籍購入者に豪華賞品が当たるキャンペーンを実施

総合電子書籍ストア「ブックライブ」を運営する株式会社BookLiveは、業務提携を行う三省堂書店とのコラボキャンペーン「2025年 超!!大抽選会」の開催をプレスリリースで発表しました。三省堂書店店頭での書籍購入やブックライブでの電子書籍購入者に抽選券を発券、専用フォームからの応募で豪華賞品が抽選で当たるキャンペーンです。

プレスリリースでは、開催の背景と併せてキャンペーン詳細を紹介。豪華賞品の一覧や、対象になる購入方法がひと目でわかるイラストも掲載するなど、施策をわかりやすく伝えた点がGOODです。「電子書籍の日」に合わせた発信ではありませんが、電子書籍に関するキャンペーンの広報PRとして参考になる事例です。

参考:総合電子書籍ストア「ブックライブ」と三省堂書店のコラボキャンペーン「2025年 超!!大抽選会」を開催!総額100万円以上の豪華賞品をプレゼント!

事例2.電子書籍の販売強化を目的にECサイトをリニューアル

ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」を運営する株式会社ecbeingは、出版社の株式会社早川書房の公式オンラインストアのリニューアルを実施。電子書籍の販売強化を目的とした、「ハヤカワ・オンライン」およびコーポレートサイトの統合について、プレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、新たに導入された電子書籍20%OFFや先行発売といった会員特典、電子書籍の購入や閲覧をスムーズに行えるオンラインの機能などを紹介。「読書家に嬉しい」ポイントとして画像とともに説明している点がポイントです。早川書房からのコメントも掲載し、リニューアル後の魅力を丁寧に伝えた構成がGOOD。

記念日に合わせた事例ではありませんが、電子書籍に関する発信は「電子書籍の日」に絡めるのも一案です。

参考:早川書房が電子書籍の購入から閲覧まで可能な自社ECサイトを構築

事例3.おすすめの電子書籍を50%オフで販売

メディア事業を展開する株式会社インプレスホールディングスは、「担当おすすめ!編集部イチ推し本フェア 2025年1月」の開催についてプレスリリースを配信しました。編集者がおすすめしたい本を毎月紹介、期間限定で対象の電子書籍が50%オフで購入できる施策です。

プレスリリースでは、書籍の表紙が掲載されたフェアのメインビジュアルとともに対象商品をピックアップ。編集者からのおすすめの気持ちが伝わる、紹介コメントと併せて掲載しているのがGOODです。「電子書籍の日」にちなんだ事例ではありませんが、おすすめの電子書籍の紹介などは、記念日に合わせてプレスリリースを配信するのもおすすめです。

参考:編集者が今だからこそおすすめしたい良書をピックアップ!「担当おすすめ!編集部イチ推し本フェア2025年1月」を1月10日(金)より開催

「電子書籍の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月17日の「電子書籍の日」は、電子書籍に注目が集まりやすい日です。出版業界の方や、電子書籍関連のサービスを扱う企業の方にとっては特に、「電子書籍」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「電子書籍の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ