
しらすの日
7月19日は「知育菓子の日」。今回は「知育菓子の日」の意味や由来を解説します。
また、「知育菓子の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、企業で取り入れている関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、食品業界の方や、特に子ども向けの商品を開発・販売している方は、ぜひ参考にしてみてください。
7月19日は「知育菓子の日」です。知育菓子の認知拡大や魅力の発信を目的に、大手食品・製菓メーカーのクラシエフーズ株式会社によって制定されました。
日付は、「ち(7)いく(19)」と読める語呂合わせから。また、子どもたちが知育菓子を通してさまざまな経験ができるよう、夏休み直前を選んだのも由来のひとつです。
また、クラシエフーズは、違いを尊重して個性を育み、失敗を楽しみながら子どもたちの自信につなげていくことを知育菓子のコンセプトとしています。
正式な制定から間もないため「知育菓子の日」に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、知育菓子は歴史が長い商材カテゴリであり、広報PR活動に活かしやすい記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「知育菓子の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「知育菓子の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「知育菓子の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「知育菓子の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「知育菓子の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「知育菓子の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「知育菓子の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「知育菓子の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「知育菓子の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
クラシエ株式会社(フーズカンパニー)は、2024年7月19日の「知育菓子の日」にちなんだプレスリリースを配信しました。「知育菓子®で笑顔になろう!」をテーマにした新体験応援キャンペーンと、SNSのフォトキャンペーンを展開するプロジェクトです。
7月1日から8月31日の夏休みシーズンに開催するスケジュールが魅力的で、「知育菓子の日」に先駆けて発信したのもGOOD。同社が「知育菓子の日」に込めた想いも訴求しており、記念日を制定した企業ならではの独自性・新規性を積極的に伝えています。キャンペーンの詳細や商品情報を項目を区切って紹介した構成も参考になるポイントです。
参考:7月19日は「知育菓子の日」!知育菓子®を食べて応募しよう! 夏の体験をカタチに残せる2つのプレゼントキャンペーンを実施!
創業60年のみたけ食品工業株式会社は、新商品「カラフルにつくろうスイーツだんご」のプレスリリースを配信しました。米粉を使用し、色を学びながらオリジナルスイーツだんごが作れる知育体験キットです。
プレスリリースでは複数の画像を掲載し、「想像力を育む」「色彩感覚を養う」といったキットの目的を紹介したのがGOODポイント。「知育菓子の日」の事例ではありませんが、キーワードに関連する商品の認知拡大を図った広報PR施策として参考になるプレスリリースです。
参考:色の勉強に! みたけ食品初の米粉知育型体験キット登場!
株式会社ネクストビートは、運営メディア「KIDSNA STYLE(キズナスタイル)」とクラシエフーズ株式会社とのコラボレーション企画についてプレスリリースを配信しました。人気の知育菓子®を教材として使用した学習プログラムを実施し、その様子をコンテンツとして公開。
こちらも「知育菓子の日」に合わせた事例ではありませんが、プログラムの内容がわかるイメージ写真を掲載し、メディア関係者や保護者を中心に興味・関心を高めています。保育園の園長と管理栄養士のコメントもピックアップすることで、共同企画の魅力やメリットを具体的に伝えたのがGOODなプレスリリースです。
参考:子育て情報メディア「KIDSNA STYLE」とクラシエフーズ株式会社が幼児向け知育菓子®︎のワークショップを保育園で実施
7月19日の「知育菓子の日」は、子ども向け商品のなかでも、知育菓子に注目を集めやすい日です。食品を開発する企業の方や、知育菓子を販売する企業の方にとっては特に、「知育菓子の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
また、「知育菓子の日」にちなんだアンケートを実施し、調査リリースとして発信するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「知育菓子の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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