
緑茶の日
3月31日は「エッフェル塔の日」。今回は「エッフェル塔の日」の意味や由来を解説します。
また、「エッフェル塔の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に観光・旅行業界の方や建設業界の方、パリやエッフェル塔に関連する製品を製造・販売している企業などはぜひ参考にしてみてください。
3月31日は「エッフェル塔の日」です。1889年(明治22年)のこの日、エッフェル塔の落成式が行われたことに由来しています。
エッフェル塔は、フランス人技師ギュスターヴ・エッフェルが設計し、1889年5月6日に開催されたパリ万国博覧会(パリ万博)に合わせて建設された鉄塔です。フランスの首都パリのシャン・ド・マルスの広場にあり、パリの象徴的な観光スポットとなっています。建設当時の高さは312.3m、現在は放送用アンテナが設置され高さ324mです。
また、1991年(平成3年)には、エッフェル塔を含むパリのセーヌ川周辺が世界遺産として登録されました。
「エッフェル塔の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「エッフェル塔の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「エッフェル塔の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「エッフェル塔の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「エッフェル塔の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「エッフェル塔の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「エッフェル塔の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「エッフェル塔の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「エッフェル塔の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
株式会社阪急阪神百貨店は、阪急うめだ本店で開催する「フランスフェア2024」のプレスリリースを配信しました。現地から約20人の職人やシェフを招き、2週間にわたってグルメやアクセサリーを楽しむイベントです。
「エッフェル塔の日」のプレスリリースではありませんが、フランスをメインテーマにしたイベント情報の広報PR施策として非常に参考になります。「フランスならではの美食」「エッフェル塔をイメージした空間演出」など、インパクトのある訴求ポイントを盛り込んだ見出しもGOODです。
参考:2024年注目のパリ!素敵があふれるパリを特集!阪急うめだ本店「フランスフェア2024」
株式会社グランクリュ・ワインカンパニーは、2024年のパリ・オリンピック記念商品についてプレスリリースを配信。アーティスト・FIFAXとコラボレーションし、パリを象徴する「エッフェル塔」と「ノートルダム」を描いた限定ボックスを展開しました。
「エッフェル塔の日」に関する事例ではありませんが、販売開始である7月の季節性を考慮し「この夏にこそ味わいたい」「贈りたい」など限定商品ならではの利用シーンを想起させているのがGOODです。コラボしたアーティストや生産者も紹介し、潜在・顕在層を問わず幅広い世代に魅力を伝えています。
参考:2024年パリ・オリンピック記念 シャンパーニュ限定ギフトボックス「エッフェル塔」「ノートルダム」
株式会社マッシュホールディングスは、ルームウェアブランド「SNIDEL HOME(スナイデル ホーム)」を運営する株式会社マッシュスタイルラボについてプレスリリースを配信しました。今回紹介しているのは、エッフェル塔をはじめパリをモチーフにした「PARIS COLLECTION」です。
「商品ラインアップ」の見出しを設け、ニットカーディガンやポーチなど豊富な商品を丁寧に紹介した構成が特徴的です。利用シーンはもちろん、サイズ感がわかりやすい写真を掲載することでイメージできるのがGOOD。記念日に関する事例ではありませんが、ブランドの新シリーズの認知拡大を図る広報PR施策としても参考になります。
参考:〈スナイデル ホーム〉エッフェル塔モチーフのボタンやパリの地図を施した「PARIS COLLECTION」を6月12日(水)公開!
「エッフェル塔の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「エッフェル塔の日」には、エッフェル塔だけでなくパリの街やフランスにも注目が集まります。パリ観光に関連する製品やサービスはもちろん、日本の塔・タワーに関するイベントやキャンペーンを実施してもよいでしょう。
「エッフェル塔の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。
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