
緑茶の日
3月25日は「電気記念日」。今回は「電気記念日」の意味や由来を解説します。
また、「電気記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特にエネルギー業界の方やインフラ業界の方、電力供給サービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。
3月25日は「電気記念日」です。1878年(明治11年)のこの日、東京・虎ノ門で行われた電信中央局の開業パーティーで日本初の電灯(アーク灯)の点灯が実施されました。それを記念し、日本電気協会が1955年(昭和30年)に制定。
先駆者の偉業をたたえ、今後の新たな発展を誓う日としており、日本各地でポスターの掲示や式典・講演会などのイベントが開催されています。
「電気記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「電気記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「電気記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「電気記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「電気記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「電気記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「電気記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「電気記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「電気記念日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
株式会社ドローンショー・ジャパンは、福井県あわら市と共催したイベントのプレスリリースを配信しました。あわら温泉開湯140周年と、北陸新幹線芦原温泉駅開業を祝う連動企画です。
プレスリリースでは、当日披露したドローンショーの様子を豊富な写真で紹介し、本イベントならではの魅力を訴求したのがGOOD。「電気記念日」の事例ではありませんが、レポートとしてプレスリリースを配信することでメディアフックとなり、企業の取り組みを認知してもらう効果も期待できます。
参考:「北陸新幹線がきた~」北陸新幹線福井県内開業を祝うドローンショーに7,000人が歓喜
株式会社ナビットは節電に対する意識調査を実施し、プレスリリースで結果を発表しました。2024年2月、主婦を中心としたモニター会員の20〜80代の男女1,000人を対象に、Webアンケートを取ったレポートです。
「電気記念日」のプレスリリースではありませんが、関連するテーマの実態調査や、それをまとめた広報PR事例として参考になります。質問と回答を項目ごとにピックアップし、グラフとともに紹介し可視化した構成もGOODです。
参考:みんなは節電してる?節電に対する意識調査!【1000人アンケート】
キッズリゾートを運営するLEGOLAND Japan合同会社は、2024年に開催するナイトイベントについてプレスリリースを配信しました。今回の記事では、第1弾となる春のイベント「さくらナイト」の開催情報を紹介しています。
「電気記念日」のプレスリリースではないものの、関連テーマであるイルミネーションをメインとした広報PRの好事例です。レゴランドならではの独自性、シーズンごとに楽しめる季節性などを訴求し、アピールポイントを明記した記事内容も参考になります。
参考:”春夏秋冬シーズン毎に期間限定のナイトイベント開催が決定!ナイトイベント第1弾・春「さくらナイト」4/19(金)&4/20(土)開催
3月25日の「電気記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「電気記念日」には、私たちの生活に欠かせない電気や電力に注目が集まります。自社で電気・電力に関連するサービスを行っている場合、積極的に発信するとよいでしょう。また、イベントやキャンペーンを実施したり、電気に関する調査リリースを出したりするのも一案です。
今一度「電気記念日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。
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