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内視鏡の日(7月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日内視鏡の日(7月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月14日は「内視鏡の日」。今回は「内視鏡の日」の意味や由来を解説します。

また、「内視鏡の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に医療業界や人間ドック・健康診断に関わっている方は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「内視鏡の日」の意味・由来とは?

7月14日は「内視鏡の日」です。公益財団法人「内視鏡医学研究振興財団」によって制定されました。日付は「ナ(7)イ(1)シ(4)」と読む語呂合わせに由来しています。

日本で初めて胃カメラによる胃内撮影に成功したのは1959年のこと。以来、胃カメラは医学のさまざまな分野で高く評価され、診断・治療に役立てられてきました。その内視鏡医学のさらなる発展と普及が、記念日制定の目的です。

医療業界に限定されやすい記念日ではあるものの、胃がんや大腸がん検診をはじめ、健康を啓発する目的などで、さまざまな観点から広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「内視鏡の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「内視鏡の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「内視鏡の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「内視鏡の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「内視鏡の日」を元に発信をする流れ

「内視鏡の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「内視鏡の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「内視鏡の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「内視鏡の日」を広報PRに活かした事例

「内視鏡の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「内視鏡の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「内視鏡の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.手元操作でスムーズに動く『側視カメラ付先端可動内視鏡』を発売

マイクロスコープ、精密機器など製造販売を行うサンコー株式会社が、正面と側面にカメラを搭載し手元操作でスムーズに動く8mm径の工業用内視鏡『側視カメラ付先端可動内視鏡』を発売。5月24日から同社オンラインストア、直営店、取扱店、ECサイトなどでの販売を開始することをプレスリリースで発表しました。

『側視カメラ付先端可動内視鏡』は、正面と側面にカメラを搭載し、手元操作によってカメラが210度動くのが特徴。確認したい場所にカメラを合わせることができます。プレスリリースのメイン画像には企業ロゴを配置。製品の概要とともに、詳細がわかる画像を用いて説明しているところがGOOD。

「内視鏡の日」と絡めたプレスリリースではないものの、関連企業・団体を中心に認知拡大効果を発揮する良い広報PR事例といえるでしょう。

参考:『側視カメラ付先端可動内視鏡』を発売

事例2.ビオフェルミン製薬が『おならなに関する意識調査』を実施

ビオフェルミン製薬株式会社は、20~69歳の男女300人を対象に『おならに関する意識調査』を実施し調査リリースを配信しました。おならについての理解度と関心度を探ることを狙いとし、対象者に腸内フローラや腸内環境が気になる理由や1日あたりのおならの回数、おならが出るのを我慢した場面などをアンケート。

調査リリースには、アンケート結果がわかりやすいように棒グラフで掲載しています。また、「おなら博士」こと広島大学病院副病院長 感染症科教授 大毛宏喜先生のコメントとし、おならの原因や対策方法を解説。おならで気になることがあった場合は、医療機関の内視鏡検査をおすすめされています。

「内視鏡の日」にちなんだ事例ではありませんが、腸内環境改善に関する製品を展開する企業ならではの調査リリースとなっています。

参考:ビオフェルミン製薬『おならに関する意識調査』を実施 ~健康な人のおならは1日「3回以下」と考える人が約半数(49.0%)~

事例3.大腸内視鏡検査5万人を診てきた名医による著書『70歳から寿命が延びる腸活』の発売を発表

青春出版社は、大腸内視鏡検査で5万人の腸を診てきた名医が腸と体の若さを保つ最新医学教える、

『70歳から寿命が延びる腸活(松生恒夫/著)』の発売をプレスリリースで発表しました。書籍は、全5章からなる構成で、腸の健康が気になる70歳からの食べ物や食べ方に関するアドバイスを紹介しています。

プレスリリースでは、書籍の一部をページをピックアップし掲載。健康意識の高い層を中心に興味関心を引いた好事例です。「内視鏡の日」に合わせた発表ではありませんが、書籍の紹介は、発売日に限らず記念日と絡めて発信するのも一案です。

参考:5万人の腸を診てきた名医が教える、腸と体の若さを保つ最新医学『70歳から寿命が延びる腸活』発売!

「内視鏡の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月14日の「内視鏡の日」は、健康診断や人間ドックなどの啓発に有用な記念日です。医療業界の方や、人間ドックに関するサービスを提供している方にとっては特に、「内視鏡の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「内視鏡の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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