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さかなの日(3月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日さかなの日(3月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

3月7日は「さかなの日」。今回は「さかなの日」の意味や由来を解説します。

また、「さかなの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品・飲食業界の方や、漁業に携わる企業

の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「さかなの日」の意味・由来とは?

3月7日は「さかなの日」です。SAKANA & JAPAN PROJECT推進協議会によって2017年に制定されました。日付は、「さ(3)かな(7)」の語呂合わせに由来しています。

国内の水産物の消費量が減少傾向にあることを受け、魚介類をより身近に感じてもらい、積極的に食べてもらうことが目的です。

「さかなの日」には、飲食店やスーパーマーケットなどによる店舗やSNSを通じたキャンペーンが実施されています。

「さかなの日」は、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

「さかなの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「さかなの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「さかなの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「さかなの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「さかなの日」を元に発信をする流れ

「さかなの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「さかなの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「さかなの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「さかなの日」を広報PRに活かした事例

「さかなの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「さかなの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.銀鮭を使ったおさかなスナック菓子を期間限定で販売

ベビースターラーメンでおなじみの株式会社おやつカンパニーは、魚の栄養素を賢く摂れるスナック菓子「素材市場」から期間限定フレーバーが登場することをプレスリリースで配信。銀鮭を使った「素材市場 サーモンのスナック(ほんのり胡椒が香る、クリーム煮味)」を、2024年2月5日より全国にて発売します。

プレスリリースには、限定商品である「サーモン」のイラストが目を引くパッケージ画像をアイキャッチに掲載。間食における健康志向の高まりにより、健康ニーズに応えた商品であることを紹介しています。それだけでなく、同シリーズで人気の「いわし」と「さば」のWeb動画の案内を入れ、ラインナップ紹介しているのもGOOD。最後に、水産庁「さかなの日」の取り組みに賛同していることを明記しているのも参考になるポイントです。

参考:寒い季節にピッタリな、おさかなのスナック菓子!銀鮭を使った「素材市場 サーモンのスナック(ほんのり胡椒が香る、クリーム煮味)」期間限定発売

事例2.魚の表皮をリアルに再現した魚のかるたから新商品が登場

デザインの企画やオンデマンド印刷、製本業務などを行う株式会社千葉印刷は、海釣りの人気魚を集めた6枚組セットのかるた「さかなかるたプラス 海の釣魚版」を2024年1月22日より販売することをプレスリリースで配信。「さかなかるた」シリーズは、魚のきらめき感やウロコの凹凸を特殊な印刷技術で再現し、魚の表面のみで何の魚かを当てるかるたです。

プレスリリースのアイキャッチには、かるたのイメージとともに2022年の発売以降、受賞した数々のデザイン賞のロゴを掲載。商品の3つの特徴を紹介する項目では、魚の表皮をリアルに再現したかるたのGIF画像を載せてデザイン性をアピールしているのがGOOD。記念日にちなんだ事例ではありませんが、実際の遊び方をイラストで説明したり、使用シーンを提案したりするなど、全体的に画でイメージを伝えているプレスリリースが参考になります。

参考:数々の受賞歴を誇る「さかなかるた」シリーズから新商品が登場!海釣りの人気魚を集めた「さかなかるたプラス 海の釣魚版」が2024年1月22日(月)より販売開始!

事例3.創業100年の鮮魚店がリモデルプロジェクトを始動

鮮魚店「おのざき」を運営する株式会社おのざきは、創業100周年を節目に1996年から続く「鮮場やっちゃば平店」の大規模改装を行うリモデルプロジェクトを始動したことをプレスリリースで配信。2024年2月4日より、株式会社CAMPFIRE運営の「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングを開始します。

プレスリリースでは、「なぜ、リモデルプロジェクトをおこなうのか?」といった、プロジェクト背景を皮切りに、プロジェクト概要や想いを紹介。文章の中で強調したいところに下線や太字を用いて読みやすいように構成されているのがGOODです。「さかなの日」に関する事例ではありませんが、魚を扱う鮮魚店のプレスリリース作成の際に参考になる内容ではないでしょうか。

参考:福島を多彩に面白い街へと変える!創業100年の鮮魚店がリモデルプロジェクト始動。地域密着体験型店舗で「常磐もの」を発信

「さかなの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「さかなの日」は、魚に注目が集まり、水産業をめぐる課題などについて想起させるきっかけにもなる日です。

魚を扱う企業の方や、水産業に携わる企業の方にとっては特に、「さかなの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「さかなの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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