
「野菜フライ」の日
8月7日は「花の日」。今回は「花の日」の意味や由来を解説します。
また、「花の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に植物園を運営している方や、花を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
8月7日は「花の日」です。正式に認定されている記念日ではありませんが、「は(8)な(7)」の語呂合わせから、「花の日」として知られています。
また、同じ日付と由来で、愛知県名古屋市のNPO法人花文化を無形文化遺産に推める会が「花文化の日」を制定。
夏季の花が咲く季節でもあるため、植物園など多くの施設・企業が「花の日」にちなんだイベントを開催しています。ワークショップを開いたり、夏休み中の子どもに向けたキャンペーンを実施したり、植物に着目した多様な広報PRを考案できるでしょう。
「花の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「花の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「花の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「花の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「花の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「花の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「花の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「花の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
ライフイベント関連の事業を展開する株式会社LIVENTは「最期に贈られたい花に関する調査」を実施し、プレスリリースで結果を発表しました。2025年6月3日から15日にかけて、全国の20~80代の男女361人を対象に行ったWebアンケートです。
8月7日の「花の日」にちなんで実施した自社調査で、プレスリリースでは結果サマリをまとめて詳細を展開した構成が特徴。「5つの視点で読み解く」と、アンケート内容に関心を寄せる見出しを設置したのもGOODです。
参考:8月7日「花の日」に考える、人生の終焉と花。「最期は“好きな花”で」が新常識に。
Z世代向けの企画・マーケティングを手掛ける「僕と私と株式会社」は、2024年8月7日の「花の日」に合わせてプレスリリースを配信。「大切な人への花贈り」を実現するため、メンバーに向けたサポートを行いました。
プレスリリースでは、自社の創業のきっかけと「花の日」の親和性を訴求し、取り組みの意義や独自性を伝えたのがGOOD。実際にメンバーに贈られた花の写真を掲載し、今後の活動にも触れることで企業としての活動理念を広く発信しています。
参考:8月7日の「花の日」に所属メンバーの“大切な人への花贈り”をサポートしました
北海道は、「北海道花きの振興に関する条例」により8月7日に「北海道の花の日」と定め、記念日にちなんだ取り組みをプレスリリースで紹介しました。「北海道フラワーウォーク」「北海道庁花いっぱいプロジェクト」など、道内で展開している企画を複数ピックアップしています。
記念日をきっかけにプレスリリースを配信することで、メディア関係者はもちろん生活者にも地域の情報を届けたのがGOODです。今回のプロジェクトだけでなく、今後の記念企画やイベント情報に興味・関心を高める効果も期待できます。
「花の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
8月7日のほか、キリスト教が由来の6月第2日曜日の「花の日」を、広報PRに取り入れても良いでしょう。花に特化した商品の売り出しだけでなく、花に関するイベントを開催したり、8月7日前後の植物園を紹介したりといった方法もあります。
また、「花の日」にちなんだアンケートを実施し、調査リリースとして発信するのも一案です。
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