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フォントの日(4月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日フォントの日(4月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月10日は「フォントの日」。今回は「フォントの日」の意味や由来を解説します。

また、「フォントの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にソフトウェア業界の方や、コンピューター関連のシステム開発・提供を行う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「フォントの日」の意味・由来とは?

4月10日は「フォントの日」です。コンピュータ・ソフトウェア企業として世界的に事業を展開する、アドビ株式会社によって制定されました。

日付は「フォ(4)ント(10)」と読む語呂合わせが由来。デザインにおいて大切な要素を担うフォントの魅力を発信し、再注目してもらうことが記念日制定の目的です。

毎年「フォントの日」には、ソフトウェア業界を中心に複数の企業が記念日にちなんだイベント・キャンペーンなどを行っています。

普段意識する機会は少ないものの、文書作成やデザインでは重視されるため、自社の開発システムを紹介したり、「フォントの日」に絡めたキャンペーンを実施したり、多様な広報PR活動に活かしやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「フォントの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「フォントの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「フォントの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「フォントの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「フォントの日」を元に発信をする流れ

「フォントの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「フォントの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「フォントの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「フォントの日」を広報PRに活かした事例

「フォントの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「フォントの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「フォントの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.「フォントの日」からプレゼントキャンペーンを展開

デジタルフォントの開発やソフトウェア事業などを手掛ける株式会社モリサワは、2025年4月10日の「フォントの日」に合わせてプレスリリースを配信。4月25日までの15日間にわたって、30人にステッカー・キーホルダーが当たるSNSキャンペーンを開催しました。

記念日当日にプレスリリースを配信することで、メディア関係者・生活者の双方に自社ならではの情報を届けています。キャンペーン概要に加え、実際にプレゼントするキーホルダーの写真を掲載したビジュアルもGOODな好事例です。

参考:フォントの日記念!モリサワ公式Xで特製ステッカーとキーホルダーが30名様に当たるフォロー&リポストキャンペーン実施のお知らせ

事例2.フォントのリニューアル決定をプレスリリースで発表

「お名前プリントの名札工房」を運営する株式会社MIYABIは、自社商品である「お名前シート」のフォントをリニューアルすることを発表しました。採用予定のフォントのイメージや、商品の利用シーンなどを紹介しています。

リニューアル内容が確定する前のプレスリリースですが、事前情報として配信することで読み手の関心を高めたのがポイント。「フォントの日」に特化した広報PR施策ではないものの入学・進級を控えた時期でもあるため、子育て世代を中心に多くの人にアプローチできた事例といえるでしょう。

参考:【 お名前シートのフォントリニューアル決定! 】みんな同じものをもつ吹奏楽部事情!お名前プリントシート「ぴたプリ」の白文字ならスワブの名前付けにおすすめ

事例3.フォントを使ったブランド戦略についてセミナーを開催

アメリカ・Monotype Imaging Inc.の日本法人であるMonotype株式会社は、「ワンランク上のフォントを使ったブランディング戦略」と題したセミナー情報をプレスリリースで公開しました。書体と書体テクノロジーのスペシャリストとして、オリジナルフォントを用いたブランド戦略やフォントの制作背景などを紹介するプログラムです。

こちらも「フォントの日」の事例ではありませんが、自社事業の強みを広く発信する手段としてセミナーを展開し、プレスリリースで詳細を伝えた広報PR施策が特徴。登壇者の紹介欄では、各人のプロフィール写真と実績も掲載しています。

参考:3月18日ハイブリッド開催:Monotype、フォントを使ったブランディング戦略セミナー

「フォントの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月10日の「フォントの日」は、文書作成のデザインを左右するフォントに注目が集まりやすい日です。ソフトウェアの開発に携わっている方や、フォントデザインを手掛ける企業の方にとっては特に、「フォントの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「フォントの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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