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フードの日(2月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日フードの日(2月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月10日は「フードの日」。今回は「フードの日」の意味や由来を解説します。

また、「フードの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、食料の広報PR企画を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「フードの日」の意味・由来とは?

2月10日は「フードの日」です。野菜・果物の魅力を発信したり、生産者と生活者の距離を縮めたりといった活動を行う一般社団法人・日本野菜ソムリエ協会によって制定されました。

日付は、英語で食べ物を意味する「FOOD(フード)」と、地域特有の環境を意味する「風土」を掛け合わせて、「ふう(2)ど(10)」と読む語呂合わせが由来。南北に長く、季節によって多様な自然が楽しめる日本で生まれた食べ物・食文化を世界中に発信することが、記念日制定の目的です。

寒冷地域の海鮮や山林エリアのお米など、日本には各地域ならではの名物が多数あります。「フードの日」に限定したイベント・キャンペーンは少ないものの、飲食業界を中心とした広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「フードの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「フードの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「フードの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「フードの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「フードの日」を元に発信をする流れ

「フードの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「フードの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「フードの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「フードの日」を広報PRに活かした事例

「フードの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「フードの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「フードの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.日本青果物の輸出を促進する海外での活動をレポート

総合人材サービスやデジタルマーケティング事業を展開する株式会社エービーシースタイルは、ドバイで開催したプロモーションイベントのレポートを配信しました。記念日に関する広報PRではありませんが、日本産青果物の輸出促進を目的に、日本青果物輸出促進協議会委託のもと3年連続で実施しているプロジェクトです。

プレスリリースでは、実際に現地で活動している様子がわかる写真を掲載。記事内容はシンプルですが、太字でメリハリをつけながら、プロジェクトの目的や評価が高かった成果物などについて説明することで読みやすい記事に仕上げた好事例です。

参考:3年連続!ドバイにて日本の青果物をPR。2024年はカタールへも。継続して世界と日本の「食」をつなぐ商談サポートイベントを実施。

事例2.「野菜ソムリエサミット」の結果をプレスリリース配信

一般社団法人・日本野菜ソムリエ協会は、2024年1月10日に実施した青果物の品評会「野菜ソムリエサミット」の結果をプレスリリースで発表しました。農産物のさらなる価値向上と農業の活性化を目指して同会が主催しているイベントです。

プレスリリースでは、1月度の受賞品目を一覧にまとめたうえで、各部門の受賞青果物を写真とともに紹介しています。出品者はもちろん、評価員のコメントや問い合わせ先も掲載した記事内容がGOODポイント。「フードの日」の事例ではありませんが、企業・団体ならではのイベントを発信する広報PR施策として参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:青果物の品評会「野菜ソムリエサミット」2024年1月度結果発表!

事例3.日本の食文化「米」を大切にする立ち飲み酒場がオープン

飲食事業やアミューズメント事業などを幅広く手掛ける株式会社浜友E.F.は、新しい店舗「米三角(こめさんかく)」のオープン情報をプレスリリースで発表しました。日本食文化のひとつである「米」に着目し、銀飯・発酵・熟成をテーマにメニューを提供する立ち飲み酒場です。

オープンに先駆けて発表したプレスリリースには、店舗の外観イメージのほか、実際に提供される看板メニューや日本酒ラインナップを写真で紹介。さらに、オープン記念に合わせて実施する高級酒器サービスにも訴求しています。記念日に関する発信ではありませんが、今回のようにオープン前にプレスリリースを配信することで認知を広め、来店数の増加にも効果が期待できる広報PR事例です。

参考:日本が誇る食文化「米」の価値を豊洲から広めたい!「米」から生まれたSAKEと「銀飯・発酵・熟成」酒菜を繋ぐペアリング立ち飲み「米三角」が、話題の商業施設「豊洲千客万来」に2月1日(木)オープン!!

「フードの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月10日の「フードの日」は、全国各地のさまざまな食べ物に注目が集まりやすい日です。地域ならではの食品販売に携わっている方や、地方観光を促進する企業の方にとっては特に、「フードの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「フードの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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