PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
鮮度保持の日(7月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日鮮度保持の日(7月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月23日は「鮮度保持の日」。今回は「鮮度保持の日」の意味や由来を解説します。

また、「鮮度保持の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や生鮮食品を取り扱っている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「鮮度保持の日」の意味・由来とは?

7月23日は「鮮度保持の日」です。野菜の鮮度を長持ちさせる高鮮度保持フィルム「オーラパック」の製造・販売などを手がける株式会社ベルグリーンワイズによって制定されました。

記念日となった7月23日は、1年でもっとも暑い時期である「大暑」となることが多い日。生鮮品の鮮度が落ちやすい時期だということに由来しています。

食品の鮮度を保つことが、安全性や栄養価、味と香りの保持など、さまざまな面において重要であることをアピールするのが目的です。

気温が高くなる夏は、生鮮品の需要が伸び悩む時期のひとつ。生鮮食品を扱う企業の方は特に、鮮度を保つことの大切さや、鮮度を維持するノウハウなどと併せて、自社商品のプレスリリースを配信してみてはいかがでしょうか。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「鮮度保持の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「鮮度保持の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「鮮度保持の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「鮮度保持の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「鮮度保持の日」を元に発信をする流れ

「鮮度保持の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「鮮度保持の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「鮮度保持の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「鮮度保持の日」を広報PRに活かした事例

「鮮度保持の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「鮮度保持の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「鮮度保持の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.冷蔵庫・冷凍庫に次ぐ第三の鮮度保持技術「ZEROCO(ゼロコ)」をG7広島サミットで全世界に披露

ZEROCO株式会社は、温度約0℃・湿度100%弱の保管環境を安定的に生み出すことが可能な技術「ZEROCO(ゼロコ)」をG7広島サミットで全世界に披露したことを報告するプレスリリースを配信しました。

ZEROCO(ゼロコ)とは、食材や食品の鮮度を長期間に渡り高品質に保つことを世界で初めて※可能にした、冷蔵庫・冷凍庫に次ぐ第三の鮮度保持技術。プレスリリースでは同社が向き合う社会課題や技術開発に対する思いを紹介するとともに、臨場感あふれる当日の様子も複数の画像で掲載しています。「鮮度保持の日」に関連するプレスリリースではありませんが、自社商品やサービスの認知拡大効果につなげる広報PRとして参考になる事例です。

※「ZEROCO」はZEROCO株式会社の登録商標です

参考:食材などの鮮度を長期間・高品質で保つ世界初※の技術第三の鮮度保持技術「ZEROCO」G7広島サミットで全世界にお披露目

事例2.自社商品の出荷数100万枚突破をニュースリリースで発表

機能素材株式会社は、同社がベーカリー向けに発売しているパン包材「業務用パンおいしいまま」の出荷数が、発売から1年半で100万枚を突破したことをニュースリリースで発表しました。

「業務用パンおいしいまま」は、ベーカリーのパンを「香りを保っておいしいまま保存してもらうため」のパン専用鮮度保持袋です。ニュースリリースでは、製品サイズを画像で説明しているほか、同製品の効果や廃棄ロスにもつながっていることなどを紹介しています。採用店舗のコメントを画像付きで掲載している点もGOODポイント。

記念日に絡めた事例ではありませんが、ブランドの認知を高め、潜在顧客の獲得に効果が期待できる広報PR事例です。

参考:「パンおいしいまま」ベーカリー向け出荷が100万枚を超えました。パンの風味保持、冷凍通販、在庫ロスの削減などの課題解決にお役立ちします。

事例3.サラダクラブが自社商品の消費期限1日延長を発表

株式会社サラダクラブは、同社の人気商品「10 品目のサラダ レタスやパプリカ」「お家で作るごちそうサラダ イタリアンサラダ用」「お家で作るごちそうサラダ シーザーサラダ用」の消費期限が新製法により1日延長可能に。消費期限延長に関しての詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースには、これまで積み重ねてきた鮮度保持技術や製法に加え、酸素・二酸化炭素・窒素の混合ガスでパッケージングする「混合ガス充填製法」の導入によって、多品目の野菜を配合した商品の品位向上を実現したことを記載。消費期限を従来の加工日に加え3日間から4日間に延長するという内容を紹介しています。

「鮮度保持の日」に関する事例ではありませんが、従来製法と新製法を比較した画像やキャンペーン特設サイトの情報を掲載。具体的な魅力が伝わりやすい広報PR事例です。

参考:新製法で 96 時間野菜の鮮度をキープ! パッケージサラダ 3 商品の消費期限を 1 日延長

「鮮度保持の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月23日の「鮮度保持の日」は、生鮮食品の鮮度保持にまつわるコンテンツに注目が集まりやすい日です。

生鮮食品を扱う企業の方は、「鮮度保持の日」を切り口としてSDGsに対する取り組みなどと絡めながら、自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「鮮度保持の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ