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庭の日(4月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日庭の日(4月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

4月28日は「庭の日」。今回は「庭の日」の意味や由来を解説します。

また、「庭の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例をご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に造園など庭に関する事業を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「庭の日」の意味・由来とは?

4月28日は「庭の日」です。庭や造園への関心が高まるよう、庭づくりのプロフェッショナルが集う一般社団法人日本造園組合連合会が制定しました。

日付は、「良(4)い庭(28)」の語呂合わせと、気候が良く庭が美しく映えるということからこの日に。

記念日を制定した日本造園組合連合会は、毎年4月28日に全国各地で身近な庭や環境について考えられるような「庭の日イベント」を開催しています。庭園への入園が無料になったり、春ならではのワークショップを開催したり、企業によってさまざまな企画に取り組んでいます。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「庭の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「庭の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「庭の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「庭の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「庭の日」を元に発信をする流れ

「庭の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「庭の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「庭の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「庭の日」を広報PRに活かした事例

「庭の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「庭の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「高宮庭園茶寮岡」で「めぐる、あつまる。縁庭市」を開催

ホテルやレストランなどのホスピタリティビジネスを展開する株式会社ポジティブドリームパーソンズは、運営する「高宮庭園茶寮」にて「めぐる、あつまる。縁庭市」を開催することをプレスリリースで配信。福岡で選りすぐりの出展店舗一覧と、イベント出展店舗とコラボレーションした特別メニューの詳細を公開しました。

庭園の写真に「縁庭市」と大きくロゴを入れたアイキャッチが目を引きます。出展店舗とのコラボレーションメニューの紹介では、地元食材について産地を明示して地域性が伝わる点もGOOD。「庭の日」との関連はありませんが、庭園で開催するイベントの詳細が丁寧に記載されたプレスリリースの参考事例です。

参考:高宮庭園茶寮「食堂おわん」とコラボした朝食御膳も楽しめる「めぐる、あつまる。縁庭市」開催

事例2.4〜6月全国口コミ調査を実施し春の庭木剪定ランキングを公表

見積もり比較・受発注ができるオンラインサービス「ミツモア」を提供する株式会社ミツモアは、4〜6月に「ミツモア」で剪定依頼をした方の口コミをもとに、地域ごとの剪定樹種の傾向を分析。その結果を春の庭木剪定ランキングとして、プレスリリースで発表しました。

東京都は全国傾向と異なる庭木剪定事情であることがひと目でわかるランキング情報を、プレスリリースのメイン画像で紹介。ランキングに庭木のイラストを載せることで、読み手のイメージが膨らみます。東京では、オリーブの剪定依頼が1位となった背景についても説明しており、興味・関心を高める工夫がされています。各樹種の特徴や、地域別に見る人気の剪定樹種など、読み応えがあるのもGOODです。記念日に絡めた発信ではありませんが、庭木に関する独自調査を読みやすいようにまとめたプレスリリースの構成が参考になる事例です。

参考:東京はオリーブが全国傾向を覆し1位に!春の庭木剪定ランキング【4〜6月全国口コミ調査】

事例3.小さな庭で繰り広げられるガーデンパーティーの情報を解禁

株式会社アーバンリサーチは、長野県にある庭「TINY GARDEN 蓼科」で開催する「フェス“TINY GARDEN FESTIVAL」の第四弾となる情報をプレスリリースで発表。新たな出演アーティストやメイン会場を楽しめる魅力的なコンテンツ情報を紹介しています。。

プレスリリースでの情報解禁は4回目です。複数回に分けて情報を発信することで、読み手のワクワク感が醸成されます。「庭の日」に関した事例ではありませんが、庭先で繰り広げられるガーデンパーティーへの期待感が高まる情報の届け方が参考になる広報PRです。

参考:小さな庭で繰り広げられるガーデンパーティーTINY GARDEN FESTIVAL 2025 第四弾情報解禁!

「庭の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

日本庭園をはじめ、庭に関する商品・サービスを提供している場合は、「庭の日」にちなんだ広報PRを企画できます。4月28日に限定したイベントを開催したり、若者向けのワークショップを考案したりしても良いでしょう。

また「に(2)わ(8)」の語呂合わせに基づいて、4月以外の28日に広報PRに取り組むのも一案です。

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