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いい熟成ワインの日(11月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日いい熟成ワインの日(11月19日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月19日は「いい熟成ワインの日」。今回は「いい熟成ワインの日」の意味や由来を解説します。

また、「いい熟成ワインの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食サービス業界の方や、ビンテージワインを扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「いい熟成ワインの日」の意味・由来とは?

11月19日は「いい熟成ワインの日」です。「いい(11)じゅく(19)せい」と読む語呂合わせから、ヴィンテージワイン専門店を運営する株式会社和泉屋が制定。味が深まり趣深い長期熟成ワインを周知することを目的としています。また、記念日を通して熟成したワインの知識を深めるとともに、味わいを楽しんでほしいとの思いも込められています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「いい熟成ワインの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「いい熟成ワインの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いい熟成ワインの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いい熟成ワインの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「いい熟成ワインの日」を元に発信をする流れ

「いい熟成ワインの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「いい熟成ワインの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「いい熟成ワインの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「いい熟成ワインの日」を広報PRに活かした事例

「いい熟成ワインの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「いい熟成ワインの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「いい熟成ワインの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.記念日の登録をきっかけに自社の商品やサービスを周知

ヴィンテージワイン専門店を運営する株式会社和泉屋は、自社が制定した11月19日の「いい熟成ワインの日」が一般社団法人日本記念日協会に登録されたことを紹介。記念日を登録した理由や記念日の由来をプレスリリースを通して周知しました。

また、併せて熟成ワインの魅力や自社が扱う商品もラベルとともに紹介。今後の取り組みなどにも触れています。記念日の登録をきっかけに、プレスリリース全体で自社のサービスをアピールできている事例です。

参考:【記念日登録】11月19日は「いい熟成ワインの日」の記念日と認定。熟成ワインを扱うヴィンテージワイン専門店『年号ワイン.com』を運営する和泉屋の申請は(社)日本記念日協会にて正式に登録されました。

事例2.ストーリー性のあるプレスリリースでイベント開催を告知

株式会社ぶどうの木が運営するぶどうの森は、創業40周年にあたり、2022年12月4日から約10回にわたってワイン会を開催することを告知。1972年・1986年・1995年の3つのロマネコンティを飲み比べながら、そのほかのグラン・ヴァンやワインに合う料理を堪能できる企画です。

プレスリリースでは創業者の親戚からこれまで収集したグラン・ヴァンを譲りたいとの申し出を受けたことから今回の企画を立ち上げたことを紹介。グラン・ヴァンを譲った人やそれを受けた同社の想いを冒頭で伝え、ストーリー性のあるプレスリリースにしている点がGOODポイント。「いい熟成ワインの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、興味をひくエピソードを最初に伝えることで、さらに読み進めたくなる構成に仕上げている事例です。

参考:​ロマネコンティ1972・1986・1995、3つのヴィンテージを飲み比べ!

事例3.ユーモアが見え隠れするプレスリリースで限定商品をアピール

地ビールの製造販売を展開するサンクトガーレン有限会社は、2022年のボジョレー・ヌーボー解禁日である11月17日に、「麦のワイン」2種類を限定で発売することを告知。同商品はワインに並ぶアルコール度数を持ち、ワインと同じように年単位での長期熟成が可能な可能なビールです。

「いい熟成ワインの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、ボジョレー・ヌーボーの解禁に対抗して同日を発売日に設定していることを明記したり、アルコール度数や賞味期限など一般的なビールとの違いの大きさを表を用いて比較したり、ユーモアを交えて商品をアピールしています。

参考:サンクトガーレン【麦のワイン】2種を2022年11月17日発売。10%の高アルコールを持ち、長期熟成が可能なビール。タップルームでは大麦のワイン2020~22を樽生で一挙提供

「いい熟成ワインの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「いい熟成ワインの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

ヴィンテージワインを扱う企業や、ワインに合う料理を提供する企業は、11月19日の「いい熟成ワインの日」に合わせたイベント・キャンペーンが実施できそうです。

また、熟成ワインと比較できそうな商品を展開している場合も、記念日に絡めた広報PR活動が行えるのではないでしょうか。

「#いい熟成ワインの日」を使ったSNS投稿を実施するのも一案です。記念日を活用することでより多くの人に自社プロダクトを周知することができるはずです。

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