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五山送り火の日(8月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日五山送り火の日(8月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月16日は「五山送り火の日」。今回は「五山送り火の日」の意味や由来を解説します。

また、「五山送り火の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、広報PRに活かしている企業の実例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界の方や、京都にまつわる商材を扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「五山送り火の日」の意味・由来とは?

8月16日は「五山送り火の日」です。京都府における夏の伝統行事で広く知られており、日本の記念日のひとつとして制定されました。

毎年「五山送り火の日」に合わせて、「大」「妙」「法」「左大文字」「舟形万灯籠」といったかがり火を燃やし、霊をあの世に送る行事が行われています。

行事を行うのは、如意ヶ嶽(大文字山)など。記念日が近くなると、ホテルをはじめとする周辺施設で限定プランを展開したり、五山送り火にちなんだ商品が発売されたりします。

ホテルプランのプレスリリースや京都府内の情報発信など、京都エリアを中心とした広報PR活動に活かしやすい記念日といえるでしょう。

「五山送り火の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「五山送り火の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「五山送り火の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「五山送り火の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「五山送り火の日」を元に発信をする流れ

「五山送り火の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「五山送り火の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「五山送り火の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「五山送り火の日」を広報PRに活かした事例

「五山送り火の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「五山送り火の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「五山送り火の日」に着物着付けイベントを開催

株式会社三井不動産ホテルマネジメントは、宿泊施設「ホテル ザ セレスティン京都祇園」にて「浴衣着付けイベント」を開催することを発表しました。2024年8月16日の「五山送り火の日」に合わせて、浴衣で楽しめるよう着付けイベントを展開するプロジェクトです。

浴衣の着付けだけでなく、下駄や帯などの小物もホテルのものを使用できるのが強みです。さらにプレスリリースでは、8月13日に開催する「つまみ細工製作体験イベント」を紹介し、関連企画を同時に伝えたのがGOOD。イベントの詳細やホテルの情報がわかりやすいように、豊富な画像を掲載しているのも参考になるポイントです。

参考:【ホテル ザ セレスティン京都祇園:イベント開催】浴衣で楽しむ京都五山送り火宿泊者限定・無料の浴衣着付け体験イベントを8月16日に開催

事例2.「五山送り火の日」のイラストをあしらった期間限定商品

株式会社祇園辻利は、2024年8月1日にオンラインショップで発売する期間限定商品についてプレスリリースを配信しました。8月16日の「五山送り火の日」にちなんだイラストをあしらったギフト商品を展開する特集企画です。

プレスリリースでは「五山送り火の日」の京都ならではのデザイン性を伝えるため、複数の写真を掲載したのがGOODポイント。また、プレスリリースの後半では「五山の送り火とは」と見出しを設け、知る機会が少ない層に向けた発信も行っています。

参考:【期間限定 販売】衹園辻利から「五山の送り火」掛け紙仕様の夏の贈りもの

事例3.焼印で「五山の送り火」をデザインした和菓子

株式会社井筒八ッ橋本舗の「井筒八ッ橋本舗」は、2024年8月16日の「五山送り火の日」に先駆けてプレスリリースを配信。8月1日から17日にかけて、「五山の送り火」の焼印をあしらった和菓子を店頭およびネットショップで販売しました。

送り火の景観をイメージさせる焼印のデザインが特徴的で、伝統的なイベントならではの季節性と、自社ならではの希少性を伝えた掲載内容がGOODです。発売開始の直前にプレスリリースを配信することで、メディア関係者を中心に認知拡大・販売促進効果を高めた有用な広報PR事例といえるでしょう。

参考:創業219年、京都土産で有名な「井筒八ッ橋本舗」が京の夏の風物詩五山の送り火限定の「生八ッ橋入り三笠」を期間限定販売!

「五山送り火の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月16日の「五山送り火の日」は、京都の伝統行事である「五山の送り火」に注目が集まりやすい日です。期間限定の観光商品を提供する企業の方や、エリア周辺のイベント・キャンペーン企画を検討している方にとっては特に、「五山送り火の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「五山送り火の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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