
国際家族デー
10月20日は、「頭髪の日」です。今回は、「頭髪の日」の意味や由来について解説します。
また、「頭髪の日」をきっかけとした広報PRの事例もいくつかご紹介。プロテインや発毛剤を扱う企業や美容業界に属する企業は、ぜひチェックしてみてください。
10月20日は「頭髪の日」です。1977年に公益社団法人日本毛髪科学協会によって制定されました。
「頭髪の日」制定の目的は、頭髪や頭皮に関する知識の普及。そのため、10月20日に合わせて多くの企業が頭髪・頭皮に関する知識や、お悩み解決のためにおすすめの商品をコンシェルジュするサービスやキャンペーンをリリースしています。
なお、「頭髪の日」は日本独自の記念日です。
「頭髪の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「頭髪の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「頭髪の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「頭髪の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「頭髪の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「頭髪の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「頭髪の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「頭髪の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
化粧品や美容関連商品、トイレタリーといった商品を取り扱う株式会社I-ne(アイエヌイー)は、2023年10月20日の「頭髪の日」に先駆けて、プレスリリースを配信しました。9月14日から17日にかけて、渋谷で開催した体験型イベント「BOTANIST HAIR CHECK GARDEN」のレポートです。
記念日と企画の概要を紹介したうえで、イベント調査レポートの動画を掲載。さらに、髪の空洞化リスク診断により調査結果や、新たに放送されるCMなど、さまざまな情報を盛り込んでいます。「頭髪の日」をうまく絡め、認知拡大を図った広報PR施策が参考になります。
参考:【BOTANISTイベント調査レポート】現代人の髪に黄色信号!「髪の空洞化リスク診断」体験者の半数以上が空洞化予備軍だと判明!
現役美容師が開発するケアブランド「vielle(ヴィル)」を運営するvimu(ビミュ)は、2024年10月20日の「頭髪の日」に合わせて、大人の女性に向けた2種類のヘアオイルを発売。商品の詳細をプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは、2種類それぞれのヘアオイルのこだわりや配合成分をはじめ、どのような髪質に導くのかといった内容が丁寧に記載されています。メイン画像には2種類の製品のイメージ画像を配置し、ブランドの世界観が伝えている点がGOOD。注目を集めやすい記念日をタイトルに入れたのも参考になるポイントです。
参考:10月20日の「頭髪の日」新発売。美しく年を重ねる選択肢、ケアブランド「vielle(ヴィル)」誕生!
薄毛に悩む男性のための完全個室美容室RELIVEは、首都圏に通いにくい方に向け2024年9月1日に神奈川県川崎市に「RELIVE川崎店」をオープンしたことをプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは川崎に出店した理由をはじめ、全国展開を進めていることを掲載。さらに、新店舗の紹介だけではなく、薄毛の改善が婚活にも有効なことを示すようにビフォーアフターの写真とともに施術による変化の様子を載せた構成も参考になります。
記念日にちなんだ広報PRではありませんが、オープン情報にとどまらず薄毛に悩む男性の興味・関心を促す内容をまとめた読み応えのある参考事例です。
参考:薄毛に悩む男性のための美容院RELIVEが「RELIVE川崎店」をオープン
頭髪や頭皮に関する情報は、年代を問わず求めている方が多いのが特徴です。調査や新商品の発売など、「頭髪の日」をきっかけに広報PRの取り組みを行うことで、より多くの一般生活者やメディア関係者のもとに情報を届けられます。いまひとつPRフックが見つからないという場合、「頭髪の日」をうまく活用してみてはいかがでしょうか。
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