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ヘアカットの日(4月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日ヘアカットの日(4月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

4月5日は「ヘアカットの日」。今回は「ヘアカットの日」の意味や由来を解説します。

また、「ヘアカットの日」をきっかけにした、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に美容業界の方や髪の毛に関するサービスや製品を提供している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「ヘアカットの日」の意味・由来とは?

4月5日は「ヘアカットの日」です。1872年(明治5年)に政府が「女子断髪禁止令」を出したことにちなんだ記念日

明治維新後、男性の断髪が急速に進み、1871年(明治4年)には政府から「散髪脱刀令」が布告されました。これは身分ごとに決まっていた髪型や服装が自由になったことを意味し、文明開化のシンボルともいわれています。

その後、男性に続いて女性でも断髪する人が急増しましたが、世論は長い黒髪が女性らしい姿とし、女性が髪を短く切ることに対して反発。翌年の1872年に「女子断髪禁止令」を発令しました。多くの女性がこの布告に声をあげ、女性が髪型への自由を望んだこの日を「ヘアカットの日」としたとされています。

「ヘアカットの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ヘアカットの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ヘアカットの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ヘアカットの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ヘアカットの日」を元に発信をする流れ

「ヘアカットの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ヘアカットの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ヘアカットの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ヘアカットの日」を広報PRに活かした事例

「ヘアカットの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

これから「ヘアカットの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる似た事例と、事例のGOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ヘアカットの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.タイパに特化した美容サロンをオープン

ヘア・ネイル・アイ・エステなどのサロンを展開する株式会社ウノプリールは、タイパ(タイムパフォーマンス)に特化した美容サロンのオープンについてプレスリリースを配信。同時施術のほか、シャンプー時の席移動をなくした店内構造など効率化を実現したサロンです。

プレスリリースでは、サロンオープンに至った理由や具体的な施術内容をテキストや画像とともに紹介。読み手がよりイメージしやすいように、施術時の画像を多く掲載した構成がポイントです。「ヘアカットの日」に絡めた事例ではありませんが、新店舗オープンの際の参考になるプレスリリースです。

参考:「倍速美容」を実現!「同時施術」に「席移動なし」の無駄がない日本初“タイパ”特化の美容サロンが2/22(木)阪急メンズ大阪に男女2ブランド同時開業

事例2.オンラインとオフラインで行う理美容師専門の教育プログラムを実施

タカラベルモント株式会社は理美容室・エステティックサロン専売の化粧品ブランド「ルベル」の教育プログラム「LebeL EDUCATIONAL PROGRAM 2024(ルベル エデュケーショナル プログラム 2024)」についてプレスリリースを配信。2024年2月19日より、スタジオ講習の申し込みを受付開始します。

「オンライン」と「オフライン」を連携して行うプログラムで、サロンレッスンで不足しがちなベーシック知識や著名講師による最旬技術、集客コンテンツなどを提供します。プレスリリースには、プログラムのステップを画像にまとめてわかりやすく掲載。画像でプログラムの概要を紹介したのちに、ステップごとにテキストでカリキュラムの詳細を紹介する読みやすい構成が参考になります。

記念日を絡めたものではありませんが、理美容の独自教育プログラムの開始をプレスリリースで配信した広報PRの好事例です。

参考:オンラインとオフラインで独自の「強み」を持つ理美容師の学びをサポート 理美容師専用のルベル教育プログラム 2024年度、申込受付スタート!

事例3.「美容院の選択基準」に関するアンケート調査を実施

株式会社しんげんは運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」にて、美容院を利用する女性200人を対象に「美容院の選択基準」に関するアンケート調査を実施。結果を調査リリースで配信しました。

美容院に行く頻度は「3ヵ月に1回」が最多。1回にかかる金額は1位「10,001~15,000円(22.5%)」、2位「3,001~5,000円(20.5%)」と金額に大きく差があることがわかりました。調査リリースでは、回答結果を棒グラフにして紹介。ひと目で結果がわかるように掲載している点が参考になるポイントです。美容院に関する調査を行う際は、「ヘアカットの日」と絡めて情報発信を行うのも一案です。

参考:【アンケート調査】美容院は何を基準に選ぶ?美容院代のかけ方には差が見られる結果に

「ヘアカットの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ヘアカットの日」の意味や由来をはじめ、髪の毛に関連する広報PR事例を紹介しました。

記念日にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、ヘアカットや頭髪に関連する調査リリースを出したりするのも一案です。

また、3月8日の「散髪の日」や8月3日の「ハサミの日」、10月20日の「頭髪の日」など、カットや頭髪に関連した記念日と絡めることも検討するとよいでしょう。

今一度、「ヘアカットの日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。

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