立冬
10月31日は「ハロウィン」です。今回は、「ハロウィン」の意味や由来について解説します。
また、「ハロウィン」をきっかけとした広報PRの事例もご紹介。それぞれ参考にしたいポイントをまとめています。「ハロウィン」を盛り上げるような取り組みを考えている企業は、ぜひチェックしてみてください。
「ハロウィン」の意味・由来とは？
10月31日は「ハロウィン」です。ヨーロッパを起源とする記念日で、後にアメリカに広まり、世界的な行事となっていきました。
「ハロウィン」は元々、秋の収穫物を集めてパーティをする日でした。また、この日は先祖の霊が戻ってくるとも信じられており、そのため悪霊から身を守るために魔女や悪魔などの仮装をすることが定番となりました。
世界各国の「ハロウィン」は日付は共通しているものの、行事の内容はやや異なります。例えば、アメリカでは仮装した子供たちが家々を周ったり、カボチャのランタンであるジャック・オー・ランタンを飾ったりしています。
国によって「ハロウィン」の楽しみ方に特徴があるのがポイントです。
「ハロウィン」をきっかけに広報PR活動する効果
「ハロウィン」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ハロウィン」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「おしぼりの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ハロウィン」を元に発信をする流れ
「ハロウィン」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1．「ハロウィン」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2．コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3．自社サービスやプロダクトと「ハロウィン」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4．発信するコンテンツを作成する
STEP5．媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ハロウィン」を広報PRに活かした事例
「ハロウィン」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ハロウィン」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
事例1．ハロウィン限定コンテンツを用意した店内イベントを開催
飲食事業を展開する株式会社KICHIRIが運営する個性派ダイニング「igu&peace」は、10月3日から31日の期間中にハロウィンイベントを渋谷店・町田店にて開催。イベントの詳細をプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは、ハロウィンイベント限定のフード＆ドリンクやコンセプト席、限定プレゼントなどを「お楽しみ①②③」と項目を分け、画像を用いてわかりやすく紹介。読み手に情報が届きやすいように、イベントの内容を整理した構成がGOODポイントです。記念日にちなんだ情報発信により、既存顧客だけでなく潜在顧客への来店促進効果も高めた好事例です。
参考：【HALLOWEEN ASOBI FESTIVAL 】”魔法の煙のハロウィンあそびフェス”をテーマにした体験型ハロウィンイベントを10/3 （火）より、渋谷＆町田店で開催！
事例2．「おばけハロウィン」のプリンを期間限定で販売
大阪市で飲食店を展開するMAJIMA株式会社が運営するプリン専門店「私のプリン」は、ハロウィン限定プリンを期間限定で販売。また、10月5日より関東エリアでの催事イベントに出店することとあわせてプレスリリースを配信しました。
プレスリリースでは、炭酸入りのシュワシュワ感が特徴的なラムネゼリーと、かぼちゃとさつまいもプリンの両方が楽しめる「おばけプリン」の魅力を紹介。プリンの下にジュレを入れた珍しいビジュアルをアイキャッチに掲載しています。「1日1,000個売り上げる大阪難波発のプリン専門店」といった、通常時の人気が伝わるよう、具体的な数字を記したタイトルも参考になる好事例です。
参考：1日1,000個売り上げる大阪難波発のプリン専門店が「おばけハロウィン」スイーツを期間限定発売。催事出店で関東初進出
事例3．ハロウィンにちなんだ「ホラー水族館」を期間限定開催
株式会社アイ・レジャー・エンターテインメントが運営する「カワスイ 川崎水族館」は、2023年10月7日から31日の期間に「カワスイハロウィン2023 ～戦慄ホラー水族館～」を開催することを発表。館内にリアルなハロウィン装飾を施すほか、毎日17時以降の館内BGMをホラーテイストに切り替えるといった、イベントの詳細をプレスリリースで配信しました
プレスリリースのアイキャッチには、ホラー感満載の引きのある画像を設定し、イベントの雰囲気を伝えているのがGOODです。2023年のテーマは「恐怖」ということをリードに記し、仮装割キャンペーンと仮装フォトコンテストの開催の告知や体験プログラムを紹介。それぞれのコンテンツをイメージ写真とともに説明した、ハロウィンならではのイベントの魅力が伝わる構成が参考になる広報PR事例です。
参考：今年のハロウィンは一味違う⁉️カワスイハロウィン2023 ~戦慄ホラー水族館~
「ハロウィン」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「ハロウィン」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「ハロウィン」は世界的な記念日であり、日本でも当日にはさまざまな情報が発信されています。情報が多い分メディアに取り上げてもらうのは難しいと思う方もいるかもしれませんが、その場合は「ハロウィン」にどんな要素を掛け合わせるのかを考えてみましょう。トレンドや社会の傾向などを意識すれば、記者の目にとまりやすくなりますので、ご紹介した事例をぜひ参考にしてみてください。
「ハロウィン」をプレスリリースに活用する際は、「トレンド徹底活用術 ハロウィン編」を参考にしてみてくださいね。
【関連記事】
