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ハムの日(8月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ハムの日(8月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月6日は「ハムの日」。今回は「ハムの日」の意味や由来を解説します。

また、「ハムの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、実際に広報PRに取り入れている事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、加工食品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ハムの日」の意味・由来とは?

8月6日は「ハムの日」です。食肉加工品の安全性に関する情報発信や、原料対策などを担う日本ハム・ソーセージ工業協同組合によって制定されました。

日付は「ハ(8)ム(6)」の語呂合わせ。ハムが登場した時期は定かではありませんが、日本では明治5年ごろから普及しはじめたといわれています。

現代でも馴染み深い加工食品であるうえ、多様な料理に活用できるため、食品関係の広報PRに活かしやすい記念日といえるでしょう。ハムやソーセージのおいしさや安全性を知ってもらうために、さまざまな企業が「ハムの日」にちなんだイベント・キャンペーンを実施しています。

「ハムの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ハムの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ハムの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ハムの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ハムの日」を元に発信をする流れ

「ハムの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ハムの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ハムの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ハムの日」を広報PRに活かした事例

「ハムの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ハムの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ハムの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.スペインのこだわり生ハム2種の発売を開始

オーガニック専門スーパーマーケット「Bio c’ Bon」を日本で運営するビオセボン・ジャポン株式会社は、スペインの「セニョリオ デ モンタネーラ」から生ハム2種を調達。店舗とオンラインストアで発売することをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、生ハムのイメージをメイン画像に置き、商品の詳細やブランドの特長を記載。情報ごとに項目を分けてわかりやすくまとめている点も参考になります。読み手の関心を深める工夫として、商品に合うワインを紹介しているのもGOOD。記念日に絡めた広報PRではありませんが、ハム関連の新発売の発信をする際に参考になるプレスリリースです。

参考:ハモン・イベリコ・デ・ベジョータを「セニョリオ デ モンタネーラ」よりビオセボン直輸入

事例2.「ココス」で熟成生ハムの期間限定メニューが開始

ファミリーレストラン「ココス」を運営する株式会社ココスジャパンは、「今月のグルメ~5月~」の開催を発表。熟成生ハム「ハモンセラーノ」と旬のアスパラを使用した期間限定メニューをプレスリリースで紹介しました。

さわやかな色味で初夏を感じられる「今月のグルメ」のメイン画像がGOOD。季節感とメニューが映える背景色を選定した画像は目を引きます。コースやセットがお得になることを太字で表現することで、期間限定メニューの詳細がわかりやすいのも参考になるポイントです。「ハムの日」を絡めた事例ではありませんが、生ハムを使用した新メニューを展開する際の参考になるプレスリリースではないでしょうか。

参考:【ココス】熟成生ハム“ハモンセラーノ”を使った魅惑のカルボナーラが登場!ココスが「今月のグルメ~5月~」を開催!

事例3.スペイン産生ハム2種の食べ比べが楽しめる新プランを開始

暮らしを創るライフデザインセンターで地域社会の発展に貢献する株式会社サワライズは、スペイン料理店「ricont(リコント)」でスペイン産生ハム2種の食べ比べとスパークリングワインが楽しめるプランを販売開始。新プランの詳細についてプレスリリースを配信しました。

スペイン産生ハムのハモンセラーノ(18ヵ月熟成)とハモンイベリコ(24ヶ月熟成)を厚木から切りたてで提供する同プラン。プレスリリースでは、新プランの説明と概要とともにシズル感のある料理の画像を複数枚ピックアップして紹介しているのがGOODです。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、食べ比べと限定要素を盛り込んだ新プランの情報発信は、より多くの人の興味関心につなげた事例といえるでしょう。

参考:シェフ厳選のスペイン産原木生ハム2種食べ比べが味わえる新プラン 4月1日より販売開始

「ハムの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月6日の「ハムの日」は、食肉加工品を取り扱う企業が広報PRに活かしやすい記念日です。新商品・新店舗のプレスリリースを発信したり、「ハムの日」にちなんだキャンペーンを実施したりすると良いでしょう。

また、8月6日に限定するのが困難な場合は、11月11日の「生ハムの日」もあわせて考えてみるのもおすすめ。「ハムの日」や「生ハムの日」に関する調査リリースを発信するのも一案です。

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