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健康食育の日(8月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日健康食育の日(8月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月18日は「健康食育の日」。今回は「健康食育の日」の意味や由来を解説します。

また、「健康食育の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に生活習慣・食育といった分野に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「健康食育の日」とは?

8月18日は「健康食育の日」です。お米を中心に、日本型食生活を推進する一般社団法人・日本健康食育協会によって制定されました。

日付は、漢字の「米」が八・十・八から構成されていることが由来。穀物を中心とする食の大切さを伝え、健康食育を普及させるのが記念日制定の目的です。

同協会は、日本型食生活や健康食育の啓発活動に加え、健康食育の専門家を育成する活動にも力を入れています。

子ども向けの食育を啓蒙する団体・企業も多数ありますが、健康食育は老若男女を問わないのが特徴。飲食業界をはじめ、食に興味を持ってもらうためにも有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「健康食育の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「健康食育の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「健康食育の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「健康食育の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「健康食育の日」を元に発信をする流れ

「健康食育の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「健康食育の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「健康食育の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「健康食育の日」を広報PRに活かした事例

「健康食育の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「健康食育の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「健康食育の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.食育をテーマにした「稲刈り体験」が今年も開催

新潟・湯沢のホテル「NASPAニューオータニ」を運営するHRTニューオータニ株式会社は、食育をテーマとした「稲刈り体験」の開催をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、これまでNASPAニューオータニが開催してきた「稲刈り体験」や、今回のスケジュールなどを紹介しています。子どもたちが稲刈りを体験している様子がわかる画像を掲載しているのがGOOD。記念日に絡めた広報PRではありませんが、食育をテーマにしたSDGsの取り組みやCSR活動への想いが記載された参考事例です。

参考:NASPAニューオータニが取り組む本気のSDGs「令和6年度南魚沼産コシヒカリ稲刈り体験」24回目の開催

事例2.「はくばく『雑』食堂プロジェクト」、食育ワークショップを開催

穀物関連の商品を企画、製造、販売する株式会社はくばくは、親子が夏休みに抱えがちな悩みに寄り添う「はくばく『雑』食堂プロジェクト」の始動を発表。プロジェクト第一弾として、食育ワークショップの開催をプレスリリースで配信しました。

プロジェクトの紹介とワークショップの概要をはじめ、プロジェクトが生まれた背景にも言及されたプレスリリース。背景の裏付けとして「夏休み期間中の子どもの食事や親子間コミュニケーションに関する意識調査」の結果をグラフとともに掲載しているのがGOODです。健康を考えた食育に関するイベント情報の発信の際には、「健康食育の日」を絡めるのも一案です。

参考:「はくばく『雑』食堂プロジェクト」を始動 食事準備の負担や栄養不足など、夏休みの親子の悩みに寄り添う社会連携活動

事例3.卵が食卓に届くまでがわかる食育しゃしん絵本『たいせつなたまごえほん』発売

絵本、漫画、小説のなどの発刊を行う株式会社白泉社は、食育しゃしん絵本『たいせつなたまご』の発売をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、絵本の内容を写真とともに紹介。多くの鶏が著者に集まるシーンや卵を産む瞬間など、臨場感がある絵本に掲載されている写真が読み手の目を引きます。著者のコメントや読者の感想も掲載しているのがGOOD。記念日を絡めた事例ではありませんが、食育関連の書籍の広報PRの際に参考になるプレスリリースの構成です。

参考:おなじみの「たまご」が食卓に届くまでがわかる食育しゃしん絵本 キッチンミノル『たいせつなたまご』7月5日(金)発売!(コドモエのえほん)

「健康食育の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月18日の「健康食育の日」は、穀物・お米を中心とした健康食や食育を想起させるきっかけになる日です。食品の製造に携わっている方や、食育関連の企画を検討している方にとっては特に、「健康食育の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「健康食育の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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