ひとみの日（1月3日）｜意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

1月3日は「ひとみの日」。今回は「ひとみの日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「ひとみの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に眼鏡やコンタクトレンズなど眼にまつわる商品作りに携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ひとみの日」の意味・由来とは？

１月3日は「ひとみの日」です。ひと（1）み（3）と読む語呂合わせから、瞳（ひとみ）をいつまでも美しく保つことを目的に、めがね・コンタクトレンズ業界によって制定されました。

瞳とは、光彩、瞳孔のこと。より健やかな瞳にするために、目薬、コンタクトや眼鏡などが使用されます。ちなみに、日本人の眼鏡またはコンタクトレンズ所有率は、およそ60〜70％であるといわれています。

近年ではデジタル機器の普及により、幼児から大人まで幅広い年齢層で日常的にタブレット・スマートフォン・PC等の端末が使用されています。それと同時に、目の健康を不安視する声も聞かれます。

「ひとみの日」にちなんで、目の健康を促すための眼鏡やコンタクトレンズに関する商品の紹介、眼の健康に関する商品を効果的に打ち出すことで、広報PRに活かしてみてはいかがでしょうか。

「ひとみの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ひとみの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ひとみの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ひとみの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ひとみの日」を元に発信をする流れ

「ひとみの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1．「ひとみの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2．コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3．自社サービスやプロダクトと「ひとみの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4．発信するコンテンツを作成する

STEP5．媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

【トレンド徹底活用術 vol.0】トレンドキーワードを活用したプレスリリース作成の基本のキ！

「ひとみの日」を広報PRに活かした事例

「ひとみの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ひとみの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に直接関した事例ではないものも、今後「ひとみの日」と絡めて広報PRするヒントになるでしょう。

事例1．目の健康をテーマにした体験型の出張授業を中学校で実施

メガネブランド「Zoff」を運営するインターメスティックは、石川県小松市立中海中学校にて、「目の健康」をテーマにした出張授業を実施したことをプレスリリースで発表しました。全校生徒に加え、教職員や保護者も対象とし、視力低下やデジタルデバイスの使い方、紫外線対策などを、クイズや体操を交えて学ぶ体験型プログラムを提供しています。

プレスリリースでは、実施の背景や授業の目的、当日の進行や参加者の反応を順序立てて紹介しています。知識提供にとどまらず、体を動かしたり参加者の声を交えたりすることで、目の健康を「自分ごと」として考えるきっかけをつくっている点が特徴です。記念日に合わせた配信ではありませんが、「ひとみの日」のように目の健康への関心が高まりやすいタイミングで、体験型の啓発や日常生活での行動変容を促すアプローチとして参考になる事例といえます。

参考：メガネのZoff「目の健康」を啓発する出張授業～石川県小松市立中海中学校～

事例2．公共施設での体験型展示を通じて目の健康への理解を深める

株式会社メニコンは、長久手市中央図書館にて、体験型展示「みるパーク」を開催したことをプレスリリースで発表しました。会場では、視力チェックやスポーツビジョン測定、近視予防に関する展示やワークショップを通じて、子どもから大人まで家族で楽しみながら目の仕組みや健康について学べる機会を提供しています。

プレスリリースでは、単なる開催告知にとどまらず、各展示・体験コンテンツの内容や学べるポイントを具体的に紹介しています。展示に加えて講演やワークショップを組み合わせることで、「見ること」を日常の行動と結び付けて考える導線を設計している点がGOOD。記念日に合わせた配信ではありませんが、「ひとみの日」のように目の健康への関心が高まりやすいタイミングで、公共施設を活用した体験型の啓発や家族参加型の情報発信を行うアプローチとして参考になる事例といえるでしょう。

参考：「見ることの大切さ」や「目の健康を維持するためにできること」を学ぼう！体験型展示メニコン「みるパーク」を長久手市中央図書館で開催

事例3．古来の健康素材を切り口に目のケアへの関心を喚起

株式会社AILKは、目の健康をサポートするサプリ『八つ目うなぎパーフェクト肝油』のパッケージデザインを刷新し、新デザインで販売を開始することをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、八つ目うなぎが古くから栄養素材として親しまれてきた背景や、肝油に含まれる栄養成分について紹介しながら、パソコンやスマートフォンの使用など、現代の生活環境における目の負担にも言及しています。商品のリニューアルをきっかけに、「目を酷使しがちな日常」を見直す文脈をつくっている点が特徴です。

記念日に合わせた配信ではありませんが、古来の健康素材と現代の目の悩みを結び付けて整理することで、日頃の目のケアや視覚の大切さに目を向けてもらうアプローチは、「ひとみの日」のように目の健康への意識が高まるタイミングでの情報発信の参考になる事例といえるでしょう。

参考：【目の健康を考える方へ】古来より伝わる『八つ目うなぎ』サプリがパッケージを刷新！その栄養成分と歴史とは？