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おもてなしの心の日(11月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日おもてなしの心の日(11月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月8日は「おもてなしの心の日」。今回は「おもてなしの心の日」の意味や由来を解説します。

また、「おもてなしの心の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界の方や、おもてなしに気を配ったサービスや製品の開発・販売を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「おもてなしの心の日」の意味・由来とは?

11月8日は「おもてなしの心の日」です。アパレル業界向けの人財サービス、キャリア支援などを手がける株式会社インター・ベルが制定。人と人とのつながりを大切に、多くの人に幸せになってもらうために「おもてなしの心」を広めるのが目的です。

日付の由来は「人(1)と人(1)のつながりを、おもてなし(0)の心でつなげる(∞)」意味と、11と8を共感や感動が輪のようにつながっていく「いい輪」、日本文化の代表の和の心から「いい和」と読む語呂合わせからとされています。

観光業界をはじめ、おもてなしのテーマで新商品を紹介したり、「おもてなしの心の日」にちなんだキャンペーンを行ったりと、さまざまな広報PR活動のきっかけとなる記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「おもてなしの心の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「おもてなしの心の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「おもてなしの心の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「おもてなしの心の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「おもてなしの心の日」を元に発信をする流れ

「おもてなしの心の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「おもてなしの心の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「おもてなしの心の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「おもてなしの心の日」を広報PRに活かした事例

「おもてなしの心の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「おもてなしの心の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「おもてなしの心の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ホテルが舞妓との伝統芸能体験イベントを開催

株式会社グランビスタ ホテル&リゾートは、価値体験型ホテル「ホテルインターゲート京都四条新町」館内で、装束をまとった舞妓の踊りを鑑賞できるイベントを開催することを、プレスリリースで発表しました。

京都らしい「おもてなし」のイベントを紹介するプレスリリースです。舞妓の写真とともに、体験の様子をレポートするオウンドメディアへのリンクをおいたのが良い点です。利用客が実際の取り組みをイメージしてから申し込みできる広報PR事例といえるでしょう。

参考:【ホテルインターゲート京都 四条新町】地域の魅力を発信する「価値体験型ホテル」 「舞妓はんから学ぶ京都の伝統産業」イベント開催日決定のお知らせ

事例2.配膳ロボットの新製品を発売

ロボットバンク株式会社は、外食産業やホテル業界の人手不足を補うため、配膳ロボットの販売を開始することを、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、「人とロボットが協働しておもてなしを実現」する製品であることを紹介。具体的な価格とサイズを写真付きで取り上げることで、人手や予算不足の現場にローコストで導入できるメリットを、わかりやすく伝えました。

参考:1台当たり99万円使える配膳ロボット「RomibotS1」9月30日発売開始

事例3.インバウンド観光のスキルアップ研修を実施

北海道観光の認知度向上と、海外観光客の誘致などを推進する北海道観光振興機構は、「インバウンド観光人材スキルアップ研修」を行うことを、プレスリリースで発表しました。

イベントの目的は、地元の観光従事者にインバウンド観光の意義や基本的な知識をアップデートしてもらいながら、「ポストコロナのおもてなし体制」を作ってもらうことです。

「おもてなし」の方法やノウハウは、コロナ禍など様々な要因で移り変わるもの。地元の観光人材を巻き込みつつ、変化を受け止めてアップデートしていくことが大切です。

参考:【岩見沢市内観光従事者向け】「インバウンド観光人材スキルアップ研修」開催

「おもてなしの心の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月8日の「おもてなしの心の日」は、日本の文化「おもてなし」に注目が集まりやすい日です。観光業界の方や、おもてなしに気を配ったサービスや製品の開発・販売を行っている方は、「おもてなしの心の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「おもてなしの心の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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