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人事の日(2月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日人事の日(2月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月2日は「人事の日」。今回は「人事の日」の意味や由来を解説します。

また、「人事の日」にちなんだ広報PR活動を行う効果やポイント、実際に取り入れている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に企業の人事担当者の方や、マネジメントを行う管理者層の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「人事の日」の意味・由来とは?

2月2日は「人事の日」です。人事・労務のポータルサイトである「日本の人事部」を運営する株式会社HRビジョンが制定。2(じん)2(じ)の語呂合わせからこの日を記念日として定めました。

全国の人事担当者が雇用や人材育成、組織開発など、HR(Human Resources)領域についてあらためて考えることを目的としています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「人事の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「人事の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「人事の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「人事の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「人事の日」を元に発信をする流れ

「人事の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「人事の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「人事の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「人事の日」を広報PRに活かした事例

「人事の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「人事の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「人事の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.企業人事が交流する場を設けるイベント情報を公開

ユナイテッド株式会社は、連結子会社であるユナイテッド・リクルートメント株式会社と株式会社クラウドワークスによる交流会「HR Craft Night with クラウドワークス」のプレスリリースを配信しました。クラウドワークスが運営する「Human & Human」と共同で、企業人事が交流する場を設けるイベント企画です。

「人事の日」に関する事例ではありませんが、単なる企業人事交流ではなく、「寿司とクラフトビールで仲間を作る」というテーマを設けたのがユニークなポイント。メディア関係者への認知拡大効果も期待できるプレスリリースで、イベント情報と自社情報をわかりやすく紹介した構成が参考になります。

参考:企業人事交流会「HR Craft Night with クラウドワークス」を2月13日(木)に開催!

事例2.若者とのコミュニケーションについて説くオンラインセミナー

組織・人事コンサルティングファームであるセレクションアンドバリエーション株式会社は、「Z世代の力をぐんぐん伸ばす!〜管理職から若手社員へのフィードバック法〜」と題したセミナーの開催情報をプレスリリースで発表しました。先輩社員や管理職社員に求められるコミュニケーションスキルを伝えるオンラインセミナーです。

セミナーの概要がわかりやすく、対象者と課題・目的を理解しやすいプレスリリースタイトルがGOOD。「人事の日」に合わせた事例ではありませんが、開催日時と概要、さらにプログラムも端的まとめることで、企画の対象者を明示しています。

参考:Z世代の力をぐんぐん伸ばす!~管理職から若手社員へのフィードバック法~

事例3.「ひとり人事」が悩みを共有する交流イベントをレポート

東京都中央区で「人事図書館」を運営する株式会社Trustyyleは、2025年1月15日に開催した「第二回 ひとり人事交流会」のイベントレポートを公開しました。1人目の人事担当や、人事業務を1人で担う人を対象にした交流会です。

プレスリリースでは、人事図書館の館内写真を掲載したうえで、施設のコンセプトや本イベントの概要を紹介。ハイライト・総評・今後の展開と見出しに分けて発信し、担当者コメントも写真とともに掲載したのがGOODです。「人事の日」に関する事例ではありませんが、自社ならではの取り組みをレポートとして発信することで、今後の活動にも興味・関心を惹くきっかけになっています。

参考:[イベントレポート]第二回 ひとり人事交流会@人事図書館

「人事の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「人事の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

独自の人事制度を導入している企業や、人事関連イベントを検討している企業は、2月2日の「人事の日」に合わせて実施することで、自社の人事業務を広くアピールできるきっかけになるのではないでしょうか。

人事に関する製品・サービスを提供する企業は、記念日に合わせたプレスリリースを発信するのもよいかもしれません。記念日をうまく活用し、多くの人に自社の取り組みを周知しましょう。

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